インターネットを使う覚悟が足りん

「無断リンク禁止」のポリシーを表明しているとsrad.jpで話題になっていた、海老名市立図書館のサイトへ、無断リンクと、著作権法上認められた「引用」をしてみる。

海老名市立図書館
サイトポリシー | 海老名市立図書館 – [1]

[1]には2015/10/6時点で、
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リンクについて

本サイトのトップページへリンクを行う場合、「info@ebina-library.jp」までリンク元のURLを事前にご連絡ください。
リンクを設定する場合には、海老名市立図書館ホームページへのリンクである旨を明記してください。
リンクによって発生したトラブルや損害賠償問題等については何ら責任を負いません。
なお、以下に該当するwebサイトからのリンクはお断りいたします。

海老名市、海老名市立図書館、ならびに海老名市立図書館の指定管理者を誹謗・中傷するwebサイト
法令や公序良俗に反する情報を提供するwebサイト
独自のフレーム内に本サイトを取り込んだ形など、海老名市立図書館ホームページであることが不明確となるwebサイト

尚、本サイトに掲載している内容は、予告なく変更・削除することがありますのでご了承ください。
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と書かれており、トップページへのリンクを張る際には、リンク元URLを連絡するよう求めている。しかしこのポリシーでは、リンクを許可制にしているわけではなく、事前にリンク元URLの連絡を求めているだけだ。しかもなぜかトップページへのリンクについてのみ言及しており、トップページ以外については事前に連絡することを求めていないと解釈できる。非常に不可思議なポリシーである。よく検討されたものとは思えない。あるいは炎上商法なのだろうか?

なお、この記事ではトップページにリンクを張っているが、連絡は行っていない。先方から何か連絡が来れば、それについても逐一このBlogで報告しようと思う。

iOS9になって一番良かったこと

 手持ちのiPod touch 5thをiOS9にアップデートしたのだが、それに伴って更新されたPodcastsアプリ (Version 2.3)で、以前より気になっていた再生速度変更時の音質が改善されている模様。

 Apple純正のPodcastsアプリは、再生速度を1x→1.5x→2.0x→0.5xと4段階で変更できるのだが、以前のバージョンでは再生速度を1x以外にした時の音質が酷かった。イメージとしては、再生を早めた分、単にデータを間引きしたような感じだった。それが、Version 2.3になって、VLCのiOS版アプリやPC上でのMplayer使用時と遜色ない音質になっているように感じられる。

 これは早聴き愛好家にとっては喜ばしいアップデートである。インターフェイスの変更が目を引くが、こういう細かい修正をどんどん進めてほしい。

最終話を観て_2015夏 その1

・「乱歩奇譚 Game of Laplace」
 岸誠二監督の駄作リストに新たな1ページが! 数式がどうのこうの言い出した時点で、「あー、これはダメだ」と思った。私が思うに、江戸川乱歩作品はミステリーというよりはサスペンスであって、アニメでもどちらかといえば人間と社会の狂気を描こうとしていると感じたのだが、観ていて一度も背中がゾワリとしなかった。最初の方こそ、コバヤシ少年という世間一般の人とは異なる感覚をもったキャラクターを、観察してやろうという意欲が沸くのであるが、後半になってくると、合理性が欠けたストーリー展開に飽き飽きさせられる。購入していないが、主題歌は作風にあったもので良かったと思う。

・「ワカコ酒」
 良かった。毎週の日課として、さくっと観れる。ながら観で何度か再生した回もある。酒とそれに合う食事、という主題を置きながらも、それに前後するエピソードの配分がちょうど良い。

・「のんのんびより りぴーと」
 1期に引き続き、素晴らしいアニメであった。回によっては10回以上観ていると思う。今期では特に、夏海のいいところ (カブトエビの話など)と、ひかげの面白いところが際立って良かった。あとは1期にもあったが、れんげと駄菓子屋のエピソードはどれも観ていて非常に和む。主題歌、BGM、そして作画のレベルも高く、文句の付けどころが無い。特にOPで夏海が笑っているシーンの出来は神がかっている。

・「がっこうぐらし!」
 多少無理のある設定だと感じる部分もあったが、全体的には合理的で意味のあるストーリー展開なので、あまり引っかからずに観れた。終わり方もなかなか良い。キャラクターでは胡桃の頼りになるところに惹かれるし、ゾンビめぐねえを倒した美紀もかっこよかった。色々と考えさせられる話なので短い文章では上手く評価を書けないが、とにかく面白かった。

・「監獄学園」
 まぁまぁ面白かった。副会長のムダエロが少ししつこいように感じた。

・「Charlotte」
 ABと比べると、本作はアニメとしての出来が大分良かった。「1話を観て」で私は、「生徒会の面々が能力者を脅す根拠となっている、「能力を使い続けると脳科学者に捕まってモルモットにされる」という設定に少し無理があるように思う」という点と、「ネタに走りすぎている感」について否定的に書いが、後半になるとシリアス成分が増してくどいネタは減っていったし、最後の方では、科学者の実験体に使われるというよりも、能力を発現させた者が凶行に走る傾向や、またそれを利用しようとする犯罪組織との戦いにシフトしており、こちらの方が説得力があると思った。この作品のキャッチコピーとして、「KEY史上もっともゲスな主人公」みたいな表記をどこかで見たが、ゲスなことも含め主人公のスペック (主に精神面)が非常に低い。それがこの物語を成立させているとも言えるのだが、私からすると少し観るのが辛くなる原因であった。ED主題歌は何度か聴くうちに少し好きになってきたが、OP曲の駄作感はどうしても拭えない。

・「境界のRINNE」
 面白かった。2期も決定ということで非常に楽しみ。このアニメでは井上麻里奈さんの声を存分に楽しめる。NHKに受信料を支払うだけの価値はある。

・「Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ ツヴァイ ヘルツ!」
 これまでとあまり変わらないが、随所に秀逸なネタが光る。

・「てーきゅう」 (5クール目)
 今クールはシリーズ中でもよく分からないエピソードから始まったので、どちらかというと後半の方が面白かった。特に「先輩と賢者の石」はよい出来だった。

2015年秋アニメで観そうなやつ

・「ランスアンドマスクス」
 あまり期待はしていないが、原作編集のクレジットがStudio五組で、アニメーション製作もStudio五組となっているので、一見の価値はありそう。

・「ヘヴィーオブジェクト」
 伊藤静さまご出演。(原作者が同じ)禁書目録は原作も読んでいるが、こちらは読んでいない。

・「ルパン三世」
 過去の映画・TVシリーズをそれなりに観ているが、本作もPVを観る限りでは良くできていそうな感じがする。

・「すべてがFになる THE PERFECT INSIDER」
 この作品は原作を全て読んでいるんだが、ちょっとこのキャラデザは受け入れがたい。特に服装が、私の抱いていたイメージとかけ離れている。監督の神戸守さんは有名な方らしいのだが、私が観たアニメで関わっているのというと、「CCさくら」まで遡ることとなり、あまりよく知らない。とりあえず観ようとは思う。

・「櫻子さんの足下には死体が埋まっている」
 伊藤静さまご出演。主人公は骨格標本を作るのが専門とのことで、中々興味深い。

・「ハッカドール THE あにめ~しょん」
 よく分からないが、PVで流れていた主題歌と思われる曲がなかなか良い。

・「ヤング ブラック・ジャック」
 あまりこういう形式(はっきり言えば二次創作。しかも原作者の死後)の作品は好きでは無いのだが、面白い可能性はあると思う。原作である手塚治虫 著の「ブラック・ジャック」は小学校高学年から中学生の頃にかけて全て読んでいるはず。伊藤静さまご出演。

・「ノラガミ ARAGOTO」
 前作のアニメは私の中でかなりの高評価。本作にも期待大。

・「ゆるゆり さん☆ハイ!」
 これは楽しみ。曲にも期待。

・「うたわれるもの 偽りの仮面」
 現在、再放送されているアニメ「うたわれるもの」を観ており、ゲームも一通りやったのだが、世界観やストーリーが面白いと思っている。

・「ご注文はうさぎですか??」
 私はシャロちゃん派。

・「終物語」
 惰性で観る。

・「緋弾のアリアAA」
 アニメ「緋弾のアリア」から4年半ぶり。「緋弾のアリア」は制作がJ.C.STAFFで、なおかつキャラデザをしている人の他作品が好きだった、という理由で観ていたが、本作はスピンオフ漫画のアニメ化で制作も変わっているのでどうなるか分からない。

・「ワンパンマン」
 原作を知り合いが買っているので読ませてもらっている。私が思うに、この作品をアニメにするなら、絵や音楽よりも、テンポや間が重要だと思う。シリーズ構成、演出、そしてもちろん監督の腕次第。

「不思議なソメラちゃん」
 公式サイトに得体の知れない妖気がただよっている。とんでもなく面白い可能性がある。

・「コメット・ルシファー」
 なんか金をかけてる作品らしい、ということは分かった。あとは観てみないと。

・「小森さんは断れない!」
 原作者は「旦那が何を言っているかわからない件」と同じ人。とりあえずと言う感じ。

・「てーきゅう」(6期)
 ありがたや、ありがたや。

・「影鰐-KAGEWANI-」
 主人公は生物学者らしいので、それが本当かどうか確かめたい。

・「スター・ウォーズ 反乱者たち」
 とりあえず。昔観た「スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ」ほどの出来は期待していない。

・「ミス・モノクローム -The Animation- 3」
 観る。

・「おそ松さん」
 これは観たい。

・「JKめし!」
 料理ものはとりあえず観たい。本作はアニメを観れば作り方も分かるらしいので、実際に作ってみる楽しみもあるかも。

私がオイルライターを使っている理由

 はっきり言おう。オイルライターを使わなければならない理由など皆無に等しいと。

 私は中学生のときに購入したZippoのライターを、10年以上使い続けている。と言っても喫煙者ではないので、アウトドア用途で年に数回、持ち出す程度である。私が持っているZippoは、ブルーチタンコーティングが施され、立体的な山女魚の飾りが付いた美しいもので、かなり気に入っている。購入価格はたしか2500円であった。純正の革ケースも所持していて、持ち出す際もケースに入れているため、今でも美品である。Victorinoxのマルチツール、マグライトと共に、私が中学生の頃から使い続けている道具の1つである。

 Zippoに代表されるオイルライターには2つの大きな欠点がある。1つは燃料の匂いがすること。私は石油の匂いが嫌いではないので問題とは思わないが、喫煙者の中にはこの匂いを嫌って煙草への着火に使わない人も多いと聞く。もう1つは燃料の補充を頻繁に行わなければならないこと。私の使用用途、蚊取り線香やアルコールバーナーに着火する、あるいはロープを切る、といった程度であれば、オイルを補充してから1週間程度の旅程中、燃料切れで火が付かなくなるということはほとんど無い。しかしながら、オイルライターは燃料が揮発しやすいため、たとえ全く使っていなかったとしても、オイルを入れてから一ヶ月後に点火できるかは大分怪しい。ちなみに私は先日、部屋を片付けていた際、同じく中学生の時に購入した使い捨てのガスライター (電子着火タイプ)を発見したが、このライターは記念品として購入しておりほとんど使っていなかったため、当たり前のように火が点いた。というわけで、着火用として使うのであれば、オイルライターよりもガスライターの方が、利便性においても信頼性においても往々にして優れていると判断できる。Zippoのように風防を備えたオイルライターは、風があっても火が点けやすいと言うし実際そうなのだが、ガスライターでもジェットライターなら同じように風に強いので、アウトドア用途ではガス充填式のジェットライターがおすすめとなる。

 では逆に、オイルライターの利点とは何だろうか。私が思いつくのは、火を点けっぱなしにしやすいことと、構造が簡単なこと、この2点である。普通のガスライターは、ボタンを押している間だけガスが出るので、火を点けっぱなしにするには当然のことながらボタンを押しつづけていなければならない。一方、Zippoのようなオイルライターは、一度点火すると蓋を閉めるか燃料が無くなるまでは火が点いたままである。スリム型のものはどうか知らないが、標準サイズのZippoなら平らな場所に置くと蓋を開けた状態でも立てられるので、例えばマグカップやシェラカップに入れた液体を温めるといった用途にも使用できる (長時間点火すると本体が熱くなるなどして危険な場合もあるので注意が必要)。あとこれは私だけかも知れないが、例えば少し湿度の高い環境で蚊取り線香に火を点ける時、なかなか着火しないという苛立ちの中で、ガスライターでは固いボタンを押しつづけていなければならない、というのは苛立ちを増す要因となる。よって火を点けっぱなしにしやすいというのはある程度価値のある特徴だと私は思う。次に2つ目の構造が簡単、という点についてであるが、もしオイルライターが着火しづらくなったとき、多くのユーザーはその原因をすぐに把握し、部品交換などによって解決することが可能であると思う。オイルライターには、燃料のオイル以外に少なくともフリント (着火石)、ウイック (芯)という消耗品がある。これは使いつづけていると必ず消耗するのであるが、これさえ交換すれば、大抵の場合、ライターとしての機能を果たしつづけることができるのだ。一方のガスライターは、そもそもメンテナンスフリーに作られていることが多く、ガスの噴出孔などに異常が出た場合は、ユーザーが自身で修理するのは困難である。

 とここまで色々書いてきたが、実のところ何故私がオイルライターを使っているかと問われれば、オイルライターを持っているから、ということに尽きる。使う前の燃料補充とメンテナンスさえ苦にならなければ、Zippoのようなオイルライターは長期間使用することが可能なので、持っている以上それを使おうということになる。Zippo購入後、燃料充填可能なジェットライターを使用していた時期もあったが、何時だったかそのジェットライターは紛失してしまったので、今は手元にない。もし現在手元にあるZippoライターを失してしまうようなことがあれば、今度はジェットライターを買うかも知れない。