久しぶりにBLOC RHODIAを買った話

 万年筆はとても良い筆記具である。私は高校生の時から万年筆を使っていて、大学受験の勉強もほぼ万年筆で行っていた。今でも5本の万年筆を所持しているし、そのうち2本は日常的に使用している。しかし万年筆にももちろん欠点がある。水に弱いという理由で、野外調査にはまず向かない (それに落とす危険性を考えると比較的安いものであっても気が引ける)が、それ以上に私が気になるのは、紙を選ぶという点である。

 所謂わら半紙のような低質なものはもちろんダメで、インクが滲む上に、繊維が万年筆のペン先に挟まってしまう。コピー用紙として売られているものの中にも、ちょっとした滲みが生じるようなものもある。私は在籍する研究室で日々生産されるミスプリントの裏紙を束ねて実験ノートにしているのだが、その際にはよく紙質を確かめて使用するものを選ばないといけない。高級な筆記具には高級な紙が必要であるという、なんともお財布に優しくない仕様なのである。

 さて、前置きが長くなったが、そんな万年筆ユーザーにとっても信頼できるメモ用紙のブランドに、RHODIAがある。フランスのメーカーで、主にBLOC RHODIAというメモ用紙で知られている。私はこのBLOC RHODIAのNo.11というサイズに合わせて設計されたメモ用紙カバーを高校生の時に購入しており、そこに入れていたBLOC RHODIAが無くなったので、今回新たに購入したのである。このメモ用紙カバーは私が神戸にすんでいた頃、何度か行っていたナガサワ文具センターという文具店のオリジナル商品で、豚革を使用した3500円位の品だったと思う。

 別にBLOC RHODIAでなくとも、万年筆で書くのに適する高品質なメモ用紙は国産・海外産問わずあるのだが、BLOC RHODIAはデザイン自体もとても格好いいと私は思っていて、1つ216円(税込)と少々高価ながらも、その価値は十分にあると考えている。もちろん、シャープペンシルやボールペンを使った場合でも、良質の紙というのは書いていて気持ちが良く、BLOC RHODIAは高品質なメモ用紙であると言える。さらに言えば、BLOC RHODIAはメモ用紙としてスタンダードの地位を既に築いているため、サイズにあったカバーも各社から発売されており、選択肢が多いというのも良い。

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