まっさんの思い出

私が高校で水泳部として活動していた頃、練習中の水飲み禁止というような根性論に基づくルールはとっくに廃れており、部活動中はマネージャーが用意した薄いポカリスエットが水分として提供されていた。この溶液は部内で「まっさん」と呼ばれており、ポカリスエットの粉末を水に溶かす時の割合は、代々のマネージャーに受け継がれていたらしい。私はキャプテンも務めていたが、この割合については知らない。言葉で表現するなら、長時間泳いで疲れた状態で飲むと若干の甘みを感じるが、通常時に飲むと酸味と苦味を感じるだけ、という濃度である。夏場の合宿ともなれば、この「まっさん」を大量に飲むことになるのであるが、ある夏の合宿最終日、練習が終わった後に喉の乾きを感じ、自動販売機で購入したペットボトルのポカリスエットが、異常に甘く感じられたのを今でも覚えている。今の私は大したスポーツもしていない一人暮らしの大学院生であるが、夏場になると飲料の消費が増加するので、このコストを下げるべく、10L用の粉末を買って来て薄いポカリスエットの作成をしてみた。粉末は740gで10L用ということであるが、とりあえず40gをキッチンスケールで量り1.2Lの水に溶かしてみた。約2.2倍の薄さであるが、高校時代に飲んでいた「まっさん」と比べると、まだ濃いような気がする。

ちょっと良い煎餅が食べたい

よく行くスーパーに、「鬼山椒」という名前のおかきが売っていて、これまでに5回ほど購入して食べたのだが、これがけっこう山椒辛い。食べたら暫く舌がヒリヒリする。私は一般的な「辛さ」は苦手で、香辛料たっぷりで辛さを全面に押し出したような料理にはあまり手を付ける気にならないのだが、山椒の辛さに対しては忌避性が無いようだ。本来なら山椒を振りかけたウナギの蒲焼きを食べたいところだが、そんな金は無いので煎餅で山椒の香りを堪能している。

大は小を兼ねる

動画ファイルを保存するため、これまで2TBのHDDを使用していたのであるが、容量が一杯になってしまったので、私としては初めて4TBのHDDを購入した。バックアップ用と合わせて4TB×2台である。メーカーはいつものSeagate、モデルはST4000DM000である。

ファイルシステムは以前からExt4を使用しているので、4TBだろうが特に問題は生じず、2TBのHDDに入っていたデータも難なく移行できた。古いデータは以前のHDDに残しておいて、新しいデータだけ新しいHDDに入れるという案もあるが、動画は結構頻繁に観返すので、1つのHDDにまとまっているほうが便利である。2TBのHDDは約5年かけて満杯にしたので、半分空いた4TBのHDDがいっぱいになるまでには、少なくとも3年は猶予があるだろう。

最終話を観て_2016春 その1

・「迷家‐マヨイガ‐」
放送開始時には「迷家‐マヨヒガ‐」の表記だった気がするのだが、いつの間にか「迷家‐マヨイガ‐」になっていた。とはいえ、それも含めてどうでもいいちゃどうでもいいアニメだった。あれだけの展開をしておきながら、死人も出ないし、悪役も大した悪者っぷりを発揮せず。最後にバスで歌を歌って終わるというのは、皮肉か何かなのかも知れないが、観ていて気持ち悪かった。

・「ふらいんぐうぃっち」
素晴らしいアニメだ。1話を観たときに書いた通り、過剰な演出がないのが観ていて心安らぐ。BGMの出来は秀逸で、まだ購入はしていないが、そのうちサントラを手に入れようと思う。

・「三者三葉」
なかなか面白かった。

・「ハイスクール・フリート」
1話を観たときも「真面目な作りであると思う」と書いていたが、その感想は最後まで観ても変わらない。特に最終話の敬礼シーンには感銘を受けた。私が映像作品で好まない演出表現の1つに、「脱帽で挙手の敬礼をする」というのがある。日本では脱帽時は挙手の敬礼をしないのが正式なのに、警察ものから軍事ものに至るまで、それを守っていないアニメやドラマが多すぎるのだ。その点、「ハイスクール・フリート」では帽子着用の者しか挙手の敬礼を行っておらず、きちんとしていた。

・「うさかめ」
2話が一番面白かったと思う。OP曲を購入済。

・「くまみこ」
非常に楽しめた。演出が素晴らしい。私は「しまむら」へ行ったことがない。OP曲を購入済。

救急救命士の話術

先日、必要があって救命講習を受けてきた。普通救命講習Ⅰという3時間のコースだったのだが、何より印象に残ったのは、講習を担当していた救急救命士の話術だった。講師は50歳前後の救急救命士1名と30歳前後の救急隊員2名が担当し、受講していたのは私を含め20名ほどだったのだが、基本的には救急救命士が説明・解説し、2名の救急隊員は説明の補助や実技を担当していた。この救急救命士のトークが半端なく面白いのだ。多くの受講生が声を出して何度も笑っていたし、私も2度ほどは腹を抱えて笑ってしまった。とはいえ救命講習は人の生死に関わること。救急救命士も重要なことはしっかり説明していたし、使う表現にも配慮が見られた。意外だったのは受講生の意欲で、私以外の受講生は多くが小学生以下の子供をもつ母親だったのだが、救急救命士の話を聴くのも実技に取り組むのも真剣だった上、質疑応答では良い質問がいくつも出た。講習が行われた場所は山間部の住宅地であるため、いざというとき救急車の到着を待っているだけでは助からない、という救急救命士による冒頭の説明も、受講者の意欲を高めるのに役立っていたことだろう。一般人に3時間もの講習を受けさせ、なおかつ内容を記憶に留めてもらうには、こういった話術が求められるのか、と感心させられた。もちろん、救急救命士の本業は人を笑わせることではないのだが、現場で1分1秒を争う時に、救命が必要になった人やその家族、あるいは仲間の救急隊員たちと素早く適切な意思疎通が図る能力は不可欠だろう。