特別興味があったわけではないが、床屋で順番待ちをしている時にちょうど舛添さんの記者会見がテレビでやっていた。
私は舛添さんのコメント後半から質疑応答を経て最後まで観ていたが、第三者として調査に携わった佐々木善三弁護士がとにかくかっこよかった。
質疑応答で記者の大半は糞みたいな質問をしていたので、私としては観ていて腹が立ったのであるが、佐々木弁護士が幾つかの糞質問を一刀両断してくれて、多少スカッとした。
特にTBSのフジモリさんの質問は酷くて、聞いていて頭がくらくらした。こういう質問をしてくる人間とは、仕事でもプライベートでも関わりあいたくないと思った。
たまにこの手の会見映像を観るたびに、記者というのはどうしてああも頭の悪そうな質問をするのだろうかと思ってしまうが、考えてみると、あの記者たちが関わる新聞やニュース番組を読んだり観たりしている人間があまり頭良くないので、おそらくそれに合わせた阿呆な質問をせざるをえないのだろう。
ぱっと見た感じ、質問をしている記者の年齢が若いのは、もう少し年齢を重ねて知識と識別力を身につけたら (あるは身につけていると周囲から思われるようになったら)、とてもじゃないが出来ない質問をさせるためじゃないかと予想する。
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Posted 08 6月 2016
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非難を受けている人や会社を見ると応援したくなってしまう私であるが、先日、レンタカーを5日間借りた際、今話題の日産DAYSに乗ることが出来たので、燃費を計算してみた。
走行距離がメーター読みで682km、返す前に給油所で入れたガソリンが25.54Lだったので、燃費は約26.7km/Lとなった。DAYSの公称燃費である29.2km/Lには届かなかったが、そう悪くはない数値だと思う。
同乗者なし、荷物はせいぜい20kg程度、体重は70kg弱、という重量条件に加え、信号の少ないエリアで走行していたため、これだけの数値が出たのだろう。もちろん冷房は使っておらず、ナビの画面も走行時間の半分以上で消灯させ、燃費向上を意識しながら運転していた。
三菱自動車の事件が明るみになる前から、自分の乗っている車の燃費が公称値とかけ離れていると話す人は周りにも多いが、私が道路上で観察する限り、ゆっくり加速することを心がけている人は僅かで、急加速やアクセルを緩めるタイミングの遅れなどで、ガソリンを無駄に消費している人があまりに多い。さらに重量のある荷物を常に積んでいたり、冷房を常用したりしていれば、公称値の半分しか出なくても当然である。
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Posted 03 6月 2016
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Tagged: レビュー
iPad mini 2の背面はハードカバーで保護しているが、前面は何もつけずに使っている。私は保護フィルムを上手く貼れない人間なのだ。元々iPadのカバーガラスは丈夫なので、簡単には傷つかない。だから手に持って使っている時は、特に心配する必要がない。
問題は運搬時である。私のバッグには砂やら小石やらが入ることが頻繁にあるし、突然の雨に降られることもある。となると、ガラス面を剥き出しにしてカバンの中へ無造作に放り込むのは危険だ。
そこで私は普段、こいつをZiplocに入れて持ち運んでいる。食品保存用袋の多くは液体さえも保存できるようにできているので、これなら雨でバックパックがグショっても、大事なiPadを濡らさずに済む。しかも私が試した限りでは、袋に入れた状態でタッチパネルを操作することも可能である。
防塵・防滴を謳った専用ケースも売られているが、1枚10円程度で買えるZiplocにコストパフォーマンスで敵うわけがない。というわけで、タブレット端末の運搬ケースとして、Ziplocはお勧めである。問題は、見た目がダサいことくらいだ。
ネットで調べてみると、入浴中にタブレットを使うために食品保存用の密閉袋を使っている人は多いようである。
また天草に野外調査のため来ている。私は毎回、開始日にダンボールをホームセンターで購入し、それに採ったサンプルを入れ、最終日には研究室宛にそのダンボールごと郵送している。
昨晩、宿舎にこのサンプル入れのダンボールを持ち込み、サンプル整理を行っていたところ、ダンボールの外側にホタルがとまっていることに気が付いた。車のトランクを開け閉めしているときに偶然入ってとまったのだろう。ホタルというと、都会では見れない田舎の素晴らしい風物詩とされており、アニメやゲームでも描写の多い昆虫であるが、私はそこまで興味がない。私の住んでいる辺りでも見れるし、光は美しくても形態自体はあんまりだと思うからだ。それに比べると、ゴキブリの液浸標本は美しく、鑑賞の価値がある。
とまあそんな感じで、ホタルは放置していたのであるが、寝る前に灯を消してタブレットで書を読んでいると、ふいに部屋の片隅でホタルが光り出した。私はホタルのことを大して気に留めていなかったので、一瞬、携帯電話にメールが来たのかと思ってしまった。改めて室内でホタルの光を見てみると、結構明るいものだと思った。それだけの話。
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Posted 28 5月 2016
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Tagged: 旅行, 生物
以前、「メロスは激怒した | Mizukama Blog」という記事で、天草の農家直売所でポンカンを買った話を書いた。先日また天草を訪れて、同じ直売所に寄ったので、その時のことを書く。
私が5月の半ばに行った時、柑橘の収穫期は終わりを迎えていて、代わりにイチゴが売られていた。私が住んでいる京都のスーパーで売られているイチゴは、1パックだいたい400円から500円程度であり、当然ながら私は自分で購入したことがない。ところが天草の農家直売所で売られていたイチゴは、なんと1パックが250円であった。これはよいと思い、私はそれを購入した。前回、私にポンカンを売ってくれたのと同じおばちゃんが今回も居て、数あるイチゴのパックを丁寧に調べ、状態の良い物を選んで売ってくれた。このおばちゃんは、本当にいい人である。
食べてみると、至って普通の美味しいイチゴである。これが250円で買えるというのは素晴らしい、と私は思った。
次の日の朝、私は昼食を買おうと思い、苓北町のデイリーヤマザキに行った。おにぎり2つをカゴに入れてレジへ向かおうとした私は、そこでとんでもないものを発見した。1パック180円のイチゴが売られていたのである。250円でも安いと思ったのに、180円とは驚きである。私は迷わず180円のイチゴをカゴに入れてレジへ向かった。ところが、レジの近くには別のダンボールが地面に置かれており、その中にもイチゴが入っていて、なんと値段は130円!既に180円のイチゴをカゴに入れていたので、130円の方は購入しなかったが、あまりの安さに度肝を抜かれた。
180円で買ったイチゴを食べてみると、若干傷んだ箇所のある個体が多く、また粒の大きさも小さめで、前述の250円イチゴに比べると質は劣っていた。とはいえ、食べられるし美味しいのである。
さらに次の日、同じデイリーヤマザキに行くと、130円や180円のイチゴは無く、1パック200円のイチゴが売られていた。これも粒は小さめで若干傷んだ箇所があるが、美味しかった。
結局、5泊6日の日程で、私はイチゴを4パック食べた。こんな贅沢、京都にいたら絶対にできないことである。デイリーヤマザキで売られていたイチゴは、規格外の品で捨てるよりマシくらいの感じで売られていたものだろうと思うが、それにしても安すぎである。生産者の方に感謝したい。
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Posted 19 5月 2016
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Tagged: レビュー, 食品