シマヘビ飼育日記 [2013/07/02]

 「トノサマの和名は伊達じゃねぇぜ!」

 今日はちょっと遠出して、上賀茂の方に行ってきた。で、カエルを獲ってきた。いや、まぁカエルを獲る目的で行ったわけではないのだが。

 水辺を歩いて探すとすぐにカエルが見つかった。トノサマガエルかダルマガエル(ナゴヤダルマ?)である。アカガエル系もいた。が、このトノサマかダルマが全然捕まらない。瓜生山で獲れるアカ系ガエルの跳躍力が大したことない、とは以前書いたが、こいつらの逃げる能力はその数段上である。まず第一に、トノサマ(最終的に獲れたうちの1匹はどうやらトノサマだったので、以後トノサマで通す)は飛ぶ方向をしっかり定めて飛ぶ。いたずらにピョンピョンと飛び回ることは無く、水中に飛び込むまでほぼ一直線に跳躍する。第二に、そもそも跳躍力が強く、スピードが速い。手で完璧にホールドしたつもりでも、逃げられることがある。そして第三に、水中へ飛び込んだあとは泥に潜ってなかなか出てこない。Wikipediaで次のように書かれているのも納得である。

「動作は陸上・水中を問わず非常に敏捷で、並の人間が道具なしで捕獲するのは困難である。水田などでは外敵から逃れるために素早く水中の泥を掘って身を隠す。」(トノサマガエル – Wikipedia

 このWikipediaで言う所の”並の人間”というのが、どの程度を指すのか不明だが、少なくとも私は素手で獲るのに大分苦労した。何とか中型の個体を2匹捕らえたが、その過程で片方の靴とズボンを泥で汚してしまった。おそらく最大サイズと思われる大型の個体も見つけはしたが、手を掠めてまんまと逃げられた。悔しい……。

 あとはアカガエルを2匹捕まえ、帰宅。早速シマヘビに与えた。さすがに中型のトノサマともなると喰い応えがあるのか、飲み込むのにも時間がかかったようである。

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