最近書いてなかったけど、世話してなかったわけじゃない。
・個体B、脱皮する。
2013/07/23の夜から24の朝にかけての間に、個体Bが脱皮していた。今回は脱皮殻が2箇所で切れていたため、長さが普段以上に信用ならないが、それでも測ったところ118cmだった。そして重さ、これは今回が初の計測となるが、キッチンスケールを用いて脱皮後の体重を測ったところ、ちょうど100.0gであった(使用したKD-189は最小表示が0.5g)。今回分からは、シマヘビにきちんとペイントマークをつけているため、個体識別で間違えていることはない。脱皮のタイミングも「へびろぐ」で大まかに把握可能であった。
・ツチは喰わない
2013/7/25の深夜に、ウシガエルを探しに高野川へ行った折、ヌマガエルっぽいのがいたので、シマヘビの餌になるだろうと2匹採取した。ところが、帰ってそのヌマガエルっぽいのをシマヘビに与えようとしても、全然食いつこうとしない。個体Aは脱皮前状態なので絶食中なのかと諦めた(目が濁ってる状態でも、喰うときは喰う)が、Bが食べないのはおかしいと思い、執拗にちらつかせたところ、喰いついたので、ケースの蓋を閉め放置した。ところが、翌朝ケースを見ると、カエルがひっくり返って死んでいた。あの後、個体Bがどこまでこいつを飲み込んだのか分からないが、どうやら吐き戻したらしい。どう考えても、カエルのサイズがでかすぎるとかではないので、もしやカエルの種類が悪かったのか、とネットで検索を開始、するとそもそも私が高野川で捕えてきたのは、ヌマガエルではなくツチガエルであるということが判明。ツチガエルという名前のカエルがいることは知っていたが、認知したのは恥ずかしながら初めてである。そして、シマヘビはツチガエルを喰わないらしい (吉村 & 粕谷 2010)。無理に喰わせようとしたりすれば、シマヘビを衰弱させることにもなりかねない。知っておくべきだった……。ちなみに、この件を研究されている吉村さん(吉村友里のホームページ)は、「自慢じゃないですが、蛙を舐めて味で判別できます!(現在5種まで)」と書いていて、ステキ過ぎる!
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