最終話を観て_2013春 その3

・「翠星のガルガンティア」
 この作品の見どころは、ずばりチェインバーの賢さである。私も支援啓発されたいと思った。特に、主人公がイカと戦うのを躊躇いそうになったとき、人間と文明の関係性からイカとの戦闘を避けられないものと説明したところは素晴らしかった。途中、あまりの超科学に笑った箇所(特に生物学的なやつ)もあったが、それほどの欠点ではない。1話を観たときのレビューでも書いた通り、作中に登場するコンピュータ技術には非常に妥当性を感じた。声優陣の演技や主題歌も良好で、全体的に出来のよい作品であった。

・「這いよれ!ニャル子さんW」
 最後までくだらなかった。だが、くだらなくとも面白いので構わない。主題歌は何度か聴いても慣れず、結局購入しなかった。

・「刀語」
 1話を観たときに感想を書いてなかったが、放送に追従してしっかり観てた。話としては割と単純な構成ながら、最後の終わり方は秀逸だった。私は、「努力したら必ず酬われる」とかいう理念が大嫌いなので、物語と言うのは、最終的に世界を救ったり、恋が成就したり、といったいわゆる綺麗な終わり方でなくて全然構わないというか、むしろその方がいいと思ってる。

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