こういうのはあんまゴミとして落ちてない

 「BUFFALO 10/100M USB2.0用 LANアダプタ LUA3-U2-ATX」ってのを買った。USBポートに挿して使えるLANアダプタは、PCIやPCIeバスに挿して使うNICに比べ安く、使いやすい。

 このアダプタで何をしたかったかというと、VirtualBoxで動かしている仮想マシンに、独自のネットワークアダプタを割り当てるということ。VBではもちろんホストマシンのネットワークを使って仮想的なインターフェイスを構築できるわけだが、ホストとゲストを別々のネットワークにつなぎたいという場合もあるわけで、そうなると別のとこからLANケーブルを引っ張ってきてつなぐ必要がある(無線でもいいけど)。

 んで、動作報告であるが、

ホストOS: Windows 7 64bit
VirtualBox 4.2.10 (USB 2.0 Driverを追加で適応済み)
ゲストOS: Ubuntu 12.04 LTS 64bit

で普通に使えた。VBの設定項目でUSBってのがあるので、そこで「BUFFALO 10/100M USB2.0用 LANアダプタ LUA3-U2-ATX」をフィルタに追加し、このUSB機器がゲストマシンに割り当たるよう設定する。ただし、ネットワークインターフェイスの認識には時間がかかることもあり、アダプタを抜き差ししたりすると不安定な感じになることもある。あと、なんか遅い。「BUFFALO 10/100M USB2.0用 LANアダプタ LUA3-U2-ATX」がギガビットに対応してない(ギガビットイーサネット対応でもUSB 2.0でつないでいれば、60GB/sが規格上の限界となるが)こともあるのか知れないが、どちらかというと、VBのUSB関連ドライバの問題だと思う。だってUSB接続の外付けHDDをつないでも、読み出しで3~5MB/sくらいしか出ないんだもん。ゲストのUbuntuでSambaを動かしてみたが、アダプタを通してファイルを別マシンから書き込むと、500KB/sくらいなのに対し、ホストと同じオンボードのインターフェイス(もちろんギガビット)を使い、ブリッジ接続に設定すると、それ以外同じ条件で13MB/sくらい出た(これでも速いとは言えないが)。

 他に、Ubuntu 12.04とUbuntu 10.04を普通にインストールした(仮想ではない)マシンにもつないでみたが、普通に使えた。有線LANのポートが故障したとき、オンボードNICのドライバが無いとき、ネットワーク系の実験をしたいとき、などでお勧め。安いし持ってて損は無い。

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