1話を観て_2013春 その2

・「進撃の巨人」
 あーなるほど、こういう感じなのね。原作知らないが、1話で大体雰囲気を理解できた気がする。こういう作品を絶賛している人はあんま好きじゃないが、まぁ面白いんじゃないかとは思う。特に生物屋としては、巨人とやらの生態、ひいては巨人の生息する地球のエコシステムが非常に気になるところ。例えば、巨人の体格には著しい個体差が見られるわけだが、あれは生殖的に大丈夫なのだろうか?あと、あの個体数いる巨人の腹を満足させるだけの食料(人間?)が地球上にあるのだろうか?巨人は人間だけを選択的に食べるのだろうか?などなど、1話を観た段階では疑問がいっぱいである。あと、主人公が「家畜、家畜」って言ってるが、巨人の存在は、捕食を抜きにした場合、人間の適応度を上げているのだろうか?そうであれば確かに家畜状態と言えるかも知れないが、違うのなら家畜という表現は変で、単なる被食者である。このあたりは農学部で学んだ身として気になる。……これらの疑問が解決されるのか分からないが、とりあえず続きを観ていこうと思う。製作に金をかけてる感じは凄いする。

・「宇宙戦艦ヤマト2199」
 宇宙戦艦ヤマトってあれだろ?前回放送分で敵から受けた傷が、次の回では綺麗になってるってやつ。……実際は昔のアニメシリーズを観たのは中学生の頃で、それも途中の数話だけなんだが。とりあえず、先入観無しで(ってのは難しいが)観た感じでは、結構力入れてるな、と思った。グラフィックの出来もいいし、脚本や声優陣の演技もしっかりしてる。ただどうかなって思ったのは、ED主題歌の歌い手達。大人数で歌えばいいってもんじゃないと思う。確かにアニソンシンガーとしては一線の人達をこれでもかってくらい揃えているけどさ。

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