3, 4日前に

 白川通りを自転車で南下していたら、ツインテールの男とすれちがった。

言い訳の弱点

 少し前にバイト先で、”magick-xxxx”というディレクトリを作成したら、「magickじゃなくてmagicでしょ」と言われた。その通りである。しかし、言われた通りディレクトリ名を変更した後も、私の胸には何かモヤモヤしたものが残った。

 帰ってから調べてみると、”magick”はmagicの古いスペルであるらしい。(参照: 「magickの意味 – 英和辞典 Weblio辞書」)。ただ、私が知りたかったのはそんな情報では無かった。実際にその古いスペルを目にする機会、それも日常的に触れる機会がなければ、私がスペルミスをした言い訳にはならないからだ。

 と、うだうだ考えていたら、思い出した。ImageMagickである。ImageMagickというのは、クロスプラットフォームで動く画像処理ライブラリである。サーバー上で画像を一括処理したりする人間で、これを知らない者はいない。もちろん、私も使用している。Web漫画を変換して保存するとき、Webcam画像を定期的に取得してサムネイルを生成させるとき、等、ImageMagickを使う機会は多い。このImageMagickのスペルは、確かに”ck”で終わっている(参照: 「ImageMagick – Wikipedia」).

 そう、これでもう分かったと思うが、私がmagicなどという簡単な英単語のスペルをミスったのは、ImageMagickを日常的に使っていた所為である!

 ……と言い訳したいのだが、一つ問題点が。ImageMagickを実行する時に打つコマンド自体は、convertやmogrifyなどであって、いくらImageMagickを日常的に使うといっても、このスペルを日常的に入力しているわけではないのだ。

まだ本気出してないだけ

 運転免許証の更新に行ってきた。もちろん、自転車で。こういうとき、オートバイがあれば、と思うが仕方ない。

 ところで、以前知り合いと話していたとき、私の住む京都市左京区の京大付近から、京都の運転免許試験場まで、自転車でどれくらいかかるだろうか、という話になった。私はこれまで2回、試験場まで自転車で行っているので、その時の記憶を頼りに「1時間くらいじゃないっすかね」と答えた。すると相手は、「そんなわけない、もっとかかる」と言い、私の推測は一蹴されてしまった。そこで今回は私の意見が正しかったことを証明すべく、腕時計のストップウォッチでタイムを計りつつ、自転車で免許の更新に行ってきた。

 結果、タイムは1時間5分であった。スタートから22分経ったころにJRの線路下をくぐったのであるが、その辺で背中が痛くなり、その後10分ほどゆっくり漕いだのがタイムロスとなった。事前に準備運動なり、食事や睡眠をしっかり調整していれば、もう少し速く着けたはずである。また今回はなるべく車道を走るようにしていたのであるが、何か所か軽く渋滞していたので、その点もタイムロスに繋がった。

 というわけで結論としては、京大付近から運転免許試験場まで、自転車で1時間以内に行くことは決して不可能ではない。ちなみに、このBlogで過去に書いたものを調べてみると、「次は普通二輪の教習に行かないと…」という記事で、同じく試験場までの時間を1時間20分と書いている。まぁこれくらいのタイムであれば、多少体力のある人間であればママチャリでも出せるはず。

 ちなみに、自転車で行くとなれば必然的に汗をかくと思い、上半身はTシャツ一枚で行ったのであるが、免許更新の際は向こうで写真撮影があるので、せめて襟のあるポロシャツで行けばよかったと後悔した。あと、安全講習の教室が寒くて2時間座っているのが辛かった。

まとめさいとのまとめとはこれいかに

ASCII.jp:まつもとあつしの週刊ブックマーク

 少し前からASCII.jpに掲載されるようになった、”週刊ブックマーク”系の記事、これがよく分からない。なぜ、”ブックマーク”なのに、元記事にリンクを張らないのだろうか?

 このブックマーク系記事を読んだ人は、おそらく多くの場合、ネタ元の記事にも興味を持ち、それを読みたいと思うはずなのである。それなのに、そこへのリンクが張られていない。記事のタイトルと出典は書いてあるが、URLが書いてあるわけでは無いので、もしその元記事を読みたいと思ったら、検索をかけなければならないのだ。これはどう考えても不便である。

 リンクが張られていない原因として考えられる点は幾つかある。

仮説1: 外部サイトへのアクセスを増やしたくない
→この”週刊ブックマーク”系の記事で挙げられたブックマーク先の記事は、多くが外部サイトのページ、それもASCII.jpのライバル的なサイトである。ASCII.jpは私が見る限り、メーカー等の公式サイトを除くと、あまり外部のページへリンクを張らないという一貫したポリシーを持っている。しかし、それならそもそも外部サイトのページを紹介するような記事を書くべきではない。

仮説2: リンク切れが怖い
→リンクを張ったとして、リンク先のページがいつまで存続するかは分からない。リンク切れの多いページは、SEO的にあまりよろしくない可能性もある。その管理コストを考慮し、リンクを張らないようにしている。これは、理由として十分に考えられると思う。

仮説3: リンク先から何か言われるのを恐れている
→リンクするとアクセス解析でバレやすい。記事に対して何か間違ったコメントを付けたり、あるいは批判した場合、相手方に不快感を与える恐れがある。とはいえ、ASCII.jpほどのサイトで、しかも相手方の記事名とサイト名を書いている時点で、バレることを恐れているとは考えにくい。むしろ、相手方はアクセス数が増えて、それがASCII.jpの記事からであると分かれば、たとえ批判の内容だったとしても、抗議してくるということはないだろう。

 この”ブックマーク”系記事を書いている人間の感覚からすれば、「タイトルしか引用してないし、出典も書いてはいるから著作権的に問題は無いだろう」と思っているのだろうが、どうもASCII.jpでこの”ブックマーク”系記事を書いている幾人かの分を見ると、ブックマークした記事のタイトル自体が記事の主要なコンテンツになっているように思える。自身で付けているコメントも大した考察を伴うものではなく、結局「見出しだけ」の記事になっているのである。つまるところ、こいつらの書いている記事は、2chのまとめ記事を書いている連中となんら変わりが無いのである。むしろ、読む側の利便性から言えば、比較的優良なまとめサイト以下なのである。こんな記事を買いて金をもらっている人間がいるかと思うと、イライラする。

シマヘビ飼育日記 [13/06/02]

 昨日、また瓜生山へカエルを獲りに行った。しかし、時間が少し遅かったためあまり奥まで行けず、結局小さいアカ系2匹だけを収穫に帰宅することとなった。ここ何回かのカエル獲りとその冷蔵保存をした経験からすると、やはり何回も獲りにいくより、条件のいい日に大量に獲って保存しておくのが楽だろう。

 シマヘビ達には、以前獲ったカエルを、個体Aには大1、個体Bには小3、与え、Aには鶏肉も与えた。Bにも鶏肉を喰わせようととしたが、興味は示すもものの、結局喰いつかなかった。まぁ、脱皮前というのもあるし……。

 そして今日、個体Bが脱皮した。脱皮殻の長さを測ると、101cmであった。前回、個体Aが脱皮したときの脱皮殻の長さが105cmだったので、ほぼ一緒ということになる。んで、気づいたのだが、この2匹を一緒に飼っていると個体識別が難しい……。一応、カラスヘビと言っても白い部分があるので、そのパターンから区別は可能だと思う(これが脱皮やらで変化無ければ)。しかし、それは決まった場所をじっくり観察したらの話であって、餌を直接やるときには区別できても、飼育観察用に設置したウェブカメラの画像(近日中に見れるページを公開予定)では判別不可能だ。研究用途や特定危険動物の管理などではマイクロチップが個体識別に用いられるが、コスト的に無理である。鱗を切断する方法もあるが、手間がかかる上、結局Webcamの画像では判断できなさそうに思える。となると、やはり簡便なのは、ペイントマーカーによる識別ではないかと思う。頭部とか、腹部の側面とか、体の何ヶ所かに目立つ色の塗料を塗っておけば、Webcamで撮影した低画質の写真でも、高い確率(ペイント部が映り込む確率)で画像上での識別が可能そうである。ペイントは脱皮に伴って剥がれるだろうが、飼育個体なのでそのあとまたペイントすればいいし、最悪2匹の脱皮が重なったら、じっくりと斑紋のパターンを見てペイントしなおせばいい。脱皮殻にはペイントが残るので、どちらの脱皮殻か判別するのにも使えそうである。……というようなことを考えているのであるが、なんか普段やってるゴキブリの研究と作業内容が被ってる気がするので、実行するかはまだ考え中‥…。

 あと、もう一つ考えているのが、ヘビの体長を測定する方法。これまで何回か、飼育ケースの掃除などでヘビを掴んで移動させることがあったのであるが、やはり1m前後ともなると、力が強い。まっすぐ伸ばして体長の測定をするというのは、たとえ2人がかりであろうとも骨が折れそうである。と、言うわけで思いついたのが(誰でも考えつくだろうが)、細い管の中にヘビを入れて測るという方法。蛇の太さよりちょっと内径の大きい透明の管(固い樹脂系がいいか、蛇腹(←名前的にぴったり)のホースがいいかは試してみないと分からない)に入れてしまえば、簡単に長さを測れそうな気がしている。入口側には漏斗的なものをつけて蛇を誘導し、途中までいくと栓がしてあって出られない、というしかけである。近々ホームセンターで必要なものを購入し、試してみたいと思う。