グアム生物観察記 [3日目]

 家族とグアムに4泊5日で行ってきた。私にとっては旅行≒野外調査なのであるが、今回は普通の家族旅行である。そこで見たり聞いたりした生物情報を記す。「グアム生物観察記 [1日目]」と「グアム生物観察記 [2日目]」の続きである。

・3日目

 本日は朝からバスツアーに参加である。ホテル街からそれほど遠くない観光スポットを半日かけて回るのである。最初に行ったFish Eyeという施設は海に円筒形の建物が建っており、建物の中から水中をガラス越しに見れるという趣向のものである。当日はあまり水の透明度が高くなかったが、それでも窓際に魚が沢山集まっており(ダイバーによって餌付けされているらしい)、熱帯魚の写真を手軽に撮れ楽しめた。

 続いて行った知事執務室の展望台近くで、カマキリの幼虫を見つけ写真を撮った。種類は分からないが、日本にいる種でいうと、ハラビロカマキリのような形態をしていた。

 バスツアーの後半で行った恋人岬ことTwo Lovers Pointでは、バスガイドさん曰く「展望台からウミガメやイルカの群れが見えることもある」そうで期待したのであるが、エメラルドグリーンの海が見えただけ(十分綺麗だが)で、海洋生物は見られなかった。ちなみに、恋人岬までの道は広大な森の中を通っているので、夜に来ればヘビなどを探すのに良さそうな場所だった。

 バスツアーの最後で降りたDFS Galalliaの向かいにあるホットドック屋で買った昼食を道沿いのウッドテーブルで食べていたところ、近くの街路樹に緑色のトカゲがいるのを発見、慌ててカメラを取り出し撮影したが、プレビュー画面で確認したところ、どう見てもグリーンアノールである。本当に、Guamで普通に見れる生物は外来種ばかりである。

 ……さて、ここで悲しいお知らせであるが、この後の生物観察記録は無い。ここからグアムを経つまで丸2日程の時間があったのであるが、その間私は体調を崩し、重要な用事以外ホテルで寝て過ごしたのだ。症状としては吐き気、頭痛、腹痛である。どうも2日目に食べたものが悪かったのではないかと疑っている。というわけで、家族旅行で行ったグアムの生物に関する記述はオシマイ。気が向いたら追加でグアムで飲んだ炭酸飲料などについて書きたいと思う。

Adios!

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