シマヘビ飼育日記 [13/05/28]

 ササミさん@食べたがらない

 結論から言うと、食べはした。前回書いたときまで脱皮前状態だった個体が、昨日の朝ケースを見たら遂に脱皮していた。脱皮殻を取り出して採寸してみると、長さは105cm。ただし、この脱皮殻の長さが、実際の体調とどれほど対応しているのか不明である。(「Caresheets」というサイトでは、「脱皮殻 は伸びてしまっていますので、この長さを計測してもヘビの全長には相当しません。」と記されているが、データとしてそれが示されてるわけではない)

 「だったら、今飼ってる個体の体長を測定しろ」と言われそうであるが、少なくとも一人でやるのは心もとないのでパスである。機会があったらやろうと思う。とりあえず、脱皮殻の長さは105cmだったのである。ちなみに、脱皮殻を測るとき、多少引っ張ってみたりもしたのだが、特に伸縮性の高い素材であるとは思えなかった。だから、伸びきってしまっているとしても、それはそれで体長の指標とはなるのではないかと思う。

 んで、ヘビに鶏のササミを与えた話であるが、与えたのはこの脱皮したての個体にである。前回までカエルを喰わせていた個体は、脱皮前状態に入ってしまった。とりあえず、ササミを一口大(焼き鳥の串に刺さってるやつくらい)に切り、菜箸で掴んで近づけてみる。く、喰わない……。まぁこの個体に餌をやること自体、初めてだからな。というわけで、まずはカエルを与えてみよう、となり、前に捕まえて冷蔵保存してあったカエルを同じく菜箸で掴んで与えてみた。小型のアカ系ガエルであるが、こちらはすんなり喰った。じゃ、ササミを……と再度ササミを近づけるが、やっぱり喰おうとしない。顔の前に近づけると、後退する。仕方ないので、またカエルを与える。どうも奴らにはモードというのがあって、一回餌を喰わせると、採餌モードに入るらしい。二匹目のカエルはあっという間に喰った。よし、次こそササミを……と与えてみると、なんと今度は興味を示したように近づいてきて……喰った。やはりモードである。カエル→カエル→ササミという一連の流れで、ササミは喰えると判断した(ように見える)のだ。

 というわけで、結論としては、シマヘビはササミを喰う。しかし、カエルほど喰わせやすくはない。少なくとも今回に関しては、カエルを与えた後にササミを近づけることで、喰わせることができた。よって、カエルと抱き合わせで与えれば、餌の量を増やすことができるのである。

 ちなみに、近所のペットショップでピンクマウスの値段を確認したら、一番小さい(飼育しているシマヘビには飲み込みやすそうなサイズである)やつで、一匹80円だった。この値段なら、少なくとも夏場に使うのはもったいない気がする。

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