最終話を観て_2013春 その1

・「ぼくは王さま」
 良かった。原作の話は読んだ記憶のあるものもあったし、そうでないものもあったのだが、とにかく良かった。新井さんがこれまでやってきたキャラを頭に思い浮かべて、そのキャラクターが子供に絵本を読み聞かせてる、という場面を想像しながら聴くと、さらに楽しめる。録画自体は消してしまったが、音声は録音して編集し、存分に聴けるようにしてある。

・「あいうら」
 1話からあまり変わらず最後まで質が保たれていた。すべての回を2~3回は観てる。金をかけなくても面白いアニメは作れるという良い例だ。また、田村ゆかりさんが如何に押さえの声優として機能するかを示す良い例でもある。

・「ゆゆ式」
 これ、かなり高評価。アニメとしての出来が良いのである。原作を読んでないので想像も入るが、アニメをじっくり観ると、どうやらこのアニメで使われていたネタは、漫画という紙面で表現するのに多少無理があるように思うのだ。それはつまり逆に言うと、アニメという媒体を生かしたネタを選んで、あるいはアレンジして配置している、ということ。あと全体として、観た人間が多少なりとも知識を身につけられるという点で、この作品はお勧めできる。主題歌CDも値段を考えれば買うべきな感じはするのだが、ちょっと懐に余裕が無くてかえなかった。すまん……。

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