Ubuntu 10.04でMendeley Desktopの起動が上手くいかないとき

 Proxyの設定が必要な環境だとまず引っかかる。Mendeley Desktop (Ver. 1.6)をUbunut 10.04 LTS 64bitにインストール後、普通に立ち上げようとすると、ウィンドウは出るが認証画面が表示されない。ちなみに、Ubuntu 12.04 LTSではシステムの方でProxyの設定が行われていれば、このような問題は生じなかったと思う。

 参考になったのは以下のフォーラム
Mendeley | MD freezes at Setup on Ubuntu 10.04 64bi…

 要するに、MDは初回起動時に認証画面を表示しようとするんだが、Proxyの設定がなされていないと通信できないから、認証の準備ができずに固まるわけだ(と思う)。そこで、

# sudo mendeleydesktop –setting General_FirstRun:false

 とオプションをつけて、初回の認証画面表示を回避するらしい。やってみたら通常のMendeley画面が表示され、フォーラムにかかれている通り、「Tools -> Options -> Connection」でProxyの設定を行うことができた。設定が終わると(というかアカウント認証を受けていないのにMDが気づくと?)自動的に認証画面がちゃんと出てくるので、そこでアカウント情報を入力してログインすればよい。

 ……ただ、それをやってたら今度はsudoをつけないと起動しなくなってしまった。まぁそれほど困らないけど。

Post a Comment

Your email is never published nor shared.