Ubuntu 11.10がリリースされたので、自宅サーバーでBTを使った共有に参加した。ついでに暇だからちょっと試してみるかと、Boot CDを作ってメインマシン(Phenom x4 945 + ASRock 990FX extream4 + Quadro 600)にインストールしてみた。もちろんHDDは使ってない空のやつに替えてある。私は今も10.04 LTSしか使っておらず、10.10はMacBookに仮想マシンとしてインストールこそしたがほとんど不使用、11.04に至っては共有に参加しただけで、インストールしたことも触ったことも無かった。というわけで、Unity初体験である。なお、前述の構成でUbuntu 11.10 AMD64 Alternate版をインストールしようとしたところ、途中でコケてインストールが進まなかったことを記しておく。2回試しているから確かである。通常の、Alternateでないデスクトップ版のUbuntu 11.10 AMD64では問題なくインストールができた。
それで使ってみた感想であるが、結論から述べると、Unityは要らない、Gnome 3も使い辛い、1年以上かけてカスタマイズしてきたGnome 2.3の方が断然いい、という感じ。まず、カスタマイズの幅がUnityもGnome 3も狭すぎる。テーマの数も減ってるし、色の設定項目が見当たらない。背景画像に使うキャラクターに合わせてウィンドウの色とかを細かに調整したい私からすれば、デフォルトのデザインを押し付けられているようで気持ちが悪い。UnityもGnome 3も、Macで採用されたLanchpadみたいな、アプリケーションを一覧してそこから立ち上げられるメニューを採用しているが、それは要らない。私はメイン・メニューで自らアプリケーションをジャンル別に分けて表示したいのである。
と、まぁ新しくなったウィンドウマネージャーについて文句を付けたわけだが、当然新しくなって良くなった点もある。ドライバ関係だと10.04 LTSでは自動的に入らないドライバがインストール時に入るため、インストール直後から音も出るしNICも動作した。古いOSに新しいデバイスを認識させるのは骨が折れることがあるが、そういう点では最新のOSというのは楽である。
あとは私がよく使うソフトウェアで、Ubuntu 11.10でapt-get installしたらインストールされたヴァージョンを記しておく。
Nvidia setting manager : 280.13
GIMP : 2.6.11
Blender : 2.58
Eclipse : 3.7.0
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