京都寺町のマルツにパーツを買いに行ってついでにドスパラも寄ったらサウンドカードのジャンク品が売ってたので買って来たという話。
500円払って身請けしたのは、「CREATIVE Sound BLASTER PCI Digital」という古いやつ。10年程前に売られていたエントリークラスのサウンドカードらしい。箱の説明によれば「2チャンネルデジタル出力(SPDIF)をサポート」とのこと。要するに同軸デジタルで出力できるという話である。サウンドカードというと、Linuxでは鬼門であり、サポート情報とかが少ないのであるが、古いものだとドライバの整備が追いついていてLinuxでも使えるのではないかという期待があり、購入してみた。
結論から言うと、音は出た。ただしアナログのみ。デジタルの方は設定が悪いのかも知れないが、音を出すことは出来なかった。マイク入力とかライン入力とか、インプットの方はテストしていないのでは分からないが、どうやらALSAの方ではしっかり認識しているようで、多分使えると思う。というわけで、動作そのものが不可な品というわけではなかった。オンボードのサウンドが潰れたマシンに挿せば役には立つだろう。ただ困ったことに、アナログ出力させると、なぜか左スピーカーからだけノイズが出る。コンピュータとスピーカー、双方の音量調節次第ではそこまで気にならない程度にすることもできるが、左からだけノイズが出るというのは気持ち悪い。だからきっとジャンクとして売られてしまったのだろう。
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