下宿に起きっぱなしになっていたiMac G3 snowを分解して、土台となる金属部分と外側のプラスチックだけの状態にした。モニタやマザーボード等、すべて取り外した。しばらく前に、電源を入れた直後に画面が落ちる、という症状に陥って以来、このマシンは全く使っていなかったためだ。iMac G3というマシンはかなり売れたものだし、ネットを探せば分解の方法は色々と書いてある。基本的には+ドライバー一本で大方のパーツは取り外せるし、ペンチ(太い六角ネジを外す)とマイナスドライバー(主に隠しネジのカバーやケースのツメを外す)があれば完璧だ。
んで、ガワだけになったiMac G3をどう使うかということであるが、今はとりあえず乱雑なパーツを突っ込む入れ物として使っている。ネットを見ると液晶ディスプレイにしたり、水槽を入れたりと色々な改造を目にすることができるが、流石にそこまでの金と技術は今のところ無い。
ここ半年程、研究室で充電→下宿で放電、というサイクルでかなり使い込んでいたMacBookのバッテリーだが、ついに交換修理の必要が出てしまった。ACアダプタに繋がずにバッテリーのみを電源として稼働させていると、ついさっきまでバッテリー残量58%とか表示されていたにも関わらず、いきなりプッツンと電源が落ちたりする。そして同じ様な症状は既に3回生じている。そのいずれもが100%の状態からしばらく使って起こることを考えると、コンピュータ上では残量50-70%と表示される範囲のどこかで、電圧がガクッと落ちる地点が出来てしまっていると予想できる。そしてACアダプタを接続した後も、メニューバーの電源アイコンをクリックすると「バッテリーの交換修理」という項目が出るようになった。要するに「交換しろや」というメッセージである。
で、果たして交換バッテリーは今でも購入可能なのだろうかと調べてみると、なんのことはない、Appleのサイトで注文できる。ただしお値段は15800円。こんなもんかなという値段である。あと1000円出すとiPod touchの一番安いやつが新品で買えるけど。まぁ発売から4年経とうとしている製品の交換バッテリーをちゃんと用意してあるというだけで評価しようじゃないか。今は金がない(PS Vitaとか音楽とかで予定が埋まっている)のですぐには買えないが、年明けくらいに買おうかと思っている。一応手元にある唯一のノートブックコンピュータだし、いざというときに外に持ち出して使えないとなるとコンピュータ好きの名に恥じる。
ついにWindows7を買いました。まだ届いてないけど。もうすぐ8がでるよって言われてる時期に7かよ、という感じではあるのだが、8の開発版試してみたらこりゃ待つ必要ないなと。Windows8のGUIのデザインは、ビジネス向け、あるいはクリエイター向けの雰囲気が全然無し。タッチパネルに対応したいのは分かるけどさ。この辺がiOSとしてタブレット用のOSを別に開発しているAppleと違う気がする。私はタブレット製品持ってないし、あんまり詳しくは無いんだけど。
んで、購入したのはDSP版のWindows 7 64bit版。グレードはもちろんUltimate!…と書きたいところなのだが、Professionalで妥協してしまった。いや、妥協というのはふさわしい言葉ではない。あえてProfessionalなのだ。確かにUltimateで利用できるファイルの暗号化とか言語の切替機能は魅力的だが、果たしてそれがE-350で動くのかと考えた場合、おそらく快適では無いだろうと思ったのだ。XP Modeとバックアップ機能は外せないのでHome Premiumという選択肢は初めから無いのだが。
ていうか、改めて思ったがWindowsというOSは値段が高いな。Linuxのありがたさをしみじみと感じる。せめてパッケージ版でUltimateの価格を1万円くらいに収めてくれたら評価できるのにな。フリーでも手に入るようなゲームを開発するコストとか、全部販売価格の値下げに当てるべきだ。あとそもそもOSにグレードとか付けるなよ。
あとはそれと一緒にDDR3メモリを4GB*2、加えてケーブル系のものを3つ注文してある。いずれもPower Mac G3の筐体に組み込むための品だ。
E350IA-E45の話。
価格.comだったかな。どこかのレビューで、CPUファンが煩いと書いてあった。まぁ載っているのが小型のファンだし、ヒートシンクもさほどASUS製品と比べると小さいからな、そりゃこのファンがブン回れば煩いだろう。…ということは買う前から予想できた。静穏化のためには大型ファンをゆっくり回す、というのは基本中の基本で、だからそれができないラックマウントサーバーは煩いのだ。で、こいつは既にPowerMac G3 W&Bの筐体に収めてあるのだが、実際稼働させてみると、それほど煩くは無い。3.5 HDDを1つとATX電源、それにマザーボード上のCPUファンが稼動部分のあるパーツであるが(本体のケースファンは取り外してある)、蓋を閉めれば「まぁ動いてる音するね」ぐらいの感じである。さらにBIOSの設定をすることにより、指定した温度以下でのファン稼動を止めることも出来る。私は60℃以下でファンの最低回転数を0に設定した(12.5%とか50%とかの値も指定可能)。つまり、CPUの温度が60℃以下の時はファンが回らない、それ以上になると回りだす、という挙動になる。こうすれば、低負荷なときにより静音性を実現できる。あと、1つだけあるケースファン用のコントローラーは非常に低機能である。BIOS上で回転数を4段階ぐらい(%)で指定したら、電源が入っている間中ずっとその回転数で回り続ける仕様らしい。温度に合わせてファンの回転数をコントロールするということはしてくれないわけだ。こういうファンのコントロール機能とか、こだわりのある自作ユーザーなら知りたいはずなのだが、なかなか買う前に調べるということができない。
それとCPUの処理能力についても記しておこう。Ubuntu 10.04LTS 64bitにてVLCを使った動画再生の試験では、1280*720pxのH.264/AACの動画を再生するのがどうやらギリギリのようである。現時点でVLCはATIのGPUによる動画再生支援を利用できないので、1.6GHzという動作周波数を考えればこんなもんだろう。Full HDの動画を再生したければ、Windows上で動画再生支援に対応するアプリケーションを使うしかない。
またGPUの処理能力であるが、Compizを使ったデスクトップエフェクトは十分に動くと言っていい。3Dデスクトップ等もサクサク動いた。ただし重要なのは、最新のドライバを手動で導入することである。Ubuntuのシステムメニューから導入できるバージョンでは、HDMI出力の拡大縮小調整が上手く効かなかった。それがCCCの11.11だと上手く動く。
学園祭で販売していた「アナテマ・フィジクス」というゲーム(一般向けアドベンチャー)を買って来た。600円からチラシ割引(漫研で入手)を適用してもらい500円払った。初日の学祭開始直後に買いに行ったから、早期に買った人TOP3には入っていると思う。んで、実際のところ私の元にはゲームが溜まり過ぎててこのゲームもまだ殆どやってはいないのだが、何故かWineの方で動くか試したのでここで報告したいと思う。このゲームにはインストーラが無いので、CD内にあるフォルダをそのままコピーして、実行ファイルのパーミッションを変更(実行可にチェックを入れる)し、Wineで開く。いつもの通りオーディオはエミュレーションにし、ディスプレイのエミュレーションは行わない。すると、まぁ吉里吉里2/KAGで開発されているので当然と言えば当然なのだが、普通に起動した。通常のプレイが可能である。ただし、立ち絵の切り替えが目立って遅い。あと、フルスクリーンにした時の表示がおかしくなる。これまでWineで動かして来た吉里吉里2/KAGベースの商用アドベンチャーでは見たことがない、新しい挙動だ。なにか解決策があるのかは時間があるときに検証したい。というか、その前にまずWindowsでプレイしてみるべきだよね、うん。それと、当たり前のことだが、この記事ではWineで上手く動かないからといって開発者の方に何か落ち度があるとか言っているわけじゃありませんので。ちなみにWineは1.2系、OSはいつものUbuntu 10.04 LTSの64bit版である。