「しろねこ探偵帳 さらわれた歌姫」をプレイした。「しろねこ探偵帳」シリーズ3作目で、2012/3/31公開という割と新しい作品である。何か面白い推理アドベンチャーはないものかとVectorを探していたらこの作品があったので、早速ダウンロードしてプレイした。公式サイトは以下リンクから。
カドリエンナーレ ゲーム「しろねこ探偵帳 さらわれた歌姫」
私は午前4時の眠い頭で考えたが、探偵ランクはSであった。つまりヒント無しでクリアできた。ちょっと確認のため1点だけLOGを見はしたが、そこは午前4時ということで仕方ないだろう。とはいえ、これは同シリーズの前2作(勿論私は両方とも探偵ランクS)についても言えることだが、決して簡単過ぎたということはない。「あぁ、こいつ怪しいな」というのは割と分かるのだが、犯人を断定するにあたり、これまで読んだ手がかりを拾いつつ、確認する作業は確かに必要になる。本当にこれで事件の真相に(というよりは作者の思考に)合っているのか、けっこうドキドキさせられた。読みやすいし、話はしっかりしているし、それでいて短い。推理モノとして、よくできている作品である。
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Posted 27 4月 2012
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Tagged: ゲーム, レビュー
えー、本日はUbuntu 12.04 LTSのリリース予定日となっています。さっき確認したところではまだ出てませんでしたが。私の手元には現在、10.04が3台(うち1台はSerer版)、11.10が1台、12.04 beta2が1台、いずれも物理マシンとしてあります。そのうち、12.04 beta2のマシンだけはリリース版の12.04でクリーンインストールすることを予定しています。まぁ確実性を高めるためにそれもあと2週間ほどは待ちたいと思いますが。今のところ問題なく動いている10.04はマシンのハードを入れ替えるか、よほど12.04を気に入らない限り、サポートのあるあと1年はアップグレードしなくてもいいかなという考えです。GNOME 2.3最高!ということで。ちなみに現在、beta2をインストールしているマシンでは、thunderbird、mendeley desktopが上手く動作せず、起動時にはディスクエラー、シャットダウンは正常終了せず、という散々な状態です。まぁデフォルトの状態からそれなりにカスタマイズしようとしたせいもあるのか分かりませんが。
リリースの最新情報はUbuntu本家のページから。
Home | Ubuntu
・「氷菓」
うん、割といい感じかな。少し描写に凝り過ぎてて大袈裟に感じるところもあったけど。この作品はキャラクターものでは無いと思うので、あんまり個々の登場人物を可愛く or かっこ良く描写することに心血注いで欲しくは無いのよね。特に原作1巻の内容について言えば、登場人物が非常に限られている状況で、実に自然かつ適切な段階を踏んで推理が行われるところが見所だと思う。なので今後も期待。OP曲は普通だと思った。
・「聖闘士星矢Ω」
残念ながら私はコスモを感じたことが無いのだが、この作品の絵を観ているとなんだか懐かしさを覚えるので、飯を食いながら観るアニメにしようと思う。
なお、現段階での今期アニメの主題歌予約状況は以下の通り。
「Fate/Zero」(2期) : OP & ED
「這いよれ!ニャル子さん」 : OP & ED
「咲-Saki-阿知賀編 episode of side-A」: OP & ED
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Posted 25 4月 2012
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Tagged: アニメ, レビュー, 音楽
朝、8:00くらいのことであったが、セブンイレブンでピーナッツチョコとごまスティックを購入した。その際、レジのおばさんの挨拶が非常に気持ちのいいものであった。なんかこう、朝から元気をもらったような、そんな感じであった。私の場合、普段はセブンイレブンに限らずコンビニに立ち寄る時間というのは午後から深夜にかけてが殆どで、やる気のなさそうなバイト店員に「客来ちゃったよ、おい」みたいな態度で応対されることも少なくは無い。もっとも、そこまで酷いのは深夜であって、夕方とかであれば普通の感じなのだが、やはり今日のセブンイレブンで会った店員さんほど気持ちのいい挨拶をされたのは久しぶりであった。朝起きて「さぁ仕事だっ」という客にとって、このような気分のいい接客というのはよい影響を与えるだろうし、またそこで買い物をしたいと思えるんじゃないかと思う。
とは書いたものの、今回の私に限って言えば、セブンイレブンを訪れた8:00頃というのは既に5時間程大学で作業をした帰りであり、別に朝の元気をチャージできたとか、そういう感じではない。ただ、常識的な生活リズムの人にとってはいいだろうな、というだけの話。
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Posted 22 4月 2012
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Tagged: 食品
「Fate/Zero」の文庫本を3巻まで読み終えた。3巻は聖杯問答の場面で終わるので、アニメの1stシーズンの内容は4巻の頭まで入っていることになる。この作品は文庫本だと6冊まであるので私は半分を読んだことになるのだが、とりあえずここまでを通して思ったのは、文体が難しいわりに読みやすいということ。正直、私には読めない漢字、意味の分からない熟語、それなりに出てくる。過去にそれなりの小説を読んできた大学院生として、この作品の表現は難しい、と断言できる。ところが、じゃぁ読みにくいかと問われれば、そんなことは無いと答えるだろう。確かに、考えながら読まないと行けないところはあるのだが、そこで思考が行き詰まってしまうことが少ないのである。簡単に言うと、内容が合理的であるため、引っかかりがあまりない。登場人物の思考、行動が納得のいく仕方で動き、説明されているため、すんなり受け入れられるということだ。あと付け加えるなら、その読めない漢字、意味を予想しないといけない熟語、これらについても、嫌らしさというのが感じられない。他の作品を読んでいると、「あぁ、この作家さん、この言葉好きだな」とか、「おいおい、無理して難しい言葉使ってんじゃねぇよ」と思うことがある。前者はあまり一般的でないある同一の表現が不自然なほど作品中で用いられる場合、後者については局所的に難解な表現を差し挟んでいるとき、に感じる。しかし「Fate/Zero」のこれまで読んだ部分について言えば、全体的に文体のバランスがとれているし、その度合いは世界観とも適合している。ここまで豊かな表現を使いつつ、「流れ」をしっかりさせているという点で、この作品の筆者は尊敬に値する、と思う。
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Posted 22 4月 2012
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Tagged: レビュー, 小説