空調がついてなかったら、夏はただただ熱いだけさ

 タワー型のPCケースというのは、大きく分けると2種類ある。電源が上部に位置するタイプと、下に位置するタイプである。私の手元にあるコンピュータはいずれも(自作、メーカーもの含め)ケースの上側に電源を配置したタイプであるが、最近では下部に配置したものが増えているらしい。

 さて、私は最近、夜に大学で作業していることが多いのだが、研究室(というか院生部屋)の空調はわりかし低めの温度に設定されていることがある。そんな時、意外と暖をとれるのが、PCケースに足を載せるスタイルである。コンピュータを机の下に置き、ミドルタワーの大きな筐体に足を載せれば、ゆったりと足を伸ばして座れるのである。しかも、電源が上部にあるPCケースの場合、電源ユニットから排出される熱が、ケースの後ろ端に引っ掛けたかかとの辺りへダイレクトに当たり、暖かいのである。これはいい。諺でいうところの頭寒足熱である。

 というわけで、私は断然、電源上部のPCを支持する立場である。

見てるBlog、切ったBlog

 私がコンピュータ関連のBlogで毎日のようにチェックしているのは、

北森瓦版

である。このBlogの記事は基本的に海外の情報サイトに載せられた内容を訳したものにコメントを入れているようなのであるが、文章は読みやすいし、付けられたコメントも真っ当なものだと思う。この記事を書いている時点では更新状況も良好である。時折混ざるオタクネタも適度でやらしい感じはしない。サイト全体のデザインはシンプルで広告も気にならない。

 そして最近、定期的にチェックするのを止めたBlogは、

The AMD’s Cafe – livedoor Blog(ブログ)

である。元々は私がAMD好きということで読み出したが、このBlogの記事は読めば読むほどヒドい。レパートリーの少ない表現、まったく意味を持たない内容、のオンパレードである。更新頻度は「北森瓦版」より高いが、それはセール情報や、ややこしいことに別のBlogの記事へリンクを張った記事を投稿しているからである。おまけに広告やSNSアプリが多く導入されており、ロードに時間がかかる上、ダメな文章がさらに読みにくくなっている。こんなヒドいBlogでも記事を作成しつづけているということは、やはり儲かるのだろうか?

ちょっと前の話を書く。

 「暑いな……」
 炎天下を歩いていた。
 住宅街の間を流れる水路横の道路はたいそう日当たりが良かった。
 逆に言うと、影が無かった。
 若い木本が等間隔に立ってはいるが、木漏れ日というにはあまりにも豪快な日射である。
 しかし、今向かっている場所へ通じていることは確かそうであった。
 遮るものの無い道の先には、目的とする建物がしっかりと見えていた。
 というより、これ以外の道があるのかも分からない。なにせ、初めて行く所なのである。
 印刷したGoogle Mapと方位磁石を片手に進んでいるのだ。
 「暑い‥…」
 こう呟くことに意味は無いと知りつつ、ついつい口にしてしまう。
 もうすぐお盆の時期。
 夏真っ盛りである。
 私はカバンからタオルを取り出し、額と首まわりの汗を拭った。
 その時、後ろを歩いていた母が私に向かってこう言った。

 「○○も大人になったんだから、そんな雑巾みたいなタオルで顔を拭くんじゃないの!」

 「むぅ……」
 確かに、私が手にしていたのは、飾り気の無いタオルである。
 お洒落な家庭なら、洗面所のお手拭きタオルにも使わなそうな代物だ。
 だが、「雑巾みたい」とはあまりにヒドい表現である。

ーーー

 と、いうようなことがあったのだが、その時私は、小学生時分の頃の事を思い出していた。

 私の父は夏の時期、短パンにTシャツ、それに首にタオルをかけてよく出歩いていた。そのタオルというのはもちろん、私が汗を拭うのに使ったようなやつで、正直全体的にみすぼらしい。100年立ってもこのスタイルがお洒落と呼ばれる時代は来ないだろう、という感じである。そんな父親に対し、母親はよく「そんな恰好でお店に入らないでっ!」と言っていた。もちろん高級なフレンチを出す店に入る訳ではない。その辺のスーパーマーケットとか、ホームセンターである。それでも、その光景を観ていた私は、「ああ、あれはみっともない恰好なんだ」と理解し、恥ずかしく思ったものだ。

 時が経って……

 今では私がおじさんスタイル

録音のススメ

 TVで流れている音楽を録音すると、個人使用の範囲においては自由に使える。どんな形式に変換しようと自由だし、どんな機器で再生しようと問題ない(不特定多数に配信するのはもちろんダメだが)。アニメのOP&EDは特に録音して聴くのに適していると思う。確かに、TVで放送されている音声というのはCDよりも音質が悪いだろうし、そもそもフルバージョンではない。本当にその曲が好きで、そのアーティストを愛しているなら、CDを買うなり、有料のデータ配信を使うのがよかろう。実際、私もそうしている(少ない方だとは思うが、1クールに5枚くらい買ってる)。だが、例えばアニメの曲で言うと、週に10本ほど観て(録画しているだけのもあるが)いる人間が、OPにED、場合によってはさらにサントラやキャラソン、と次々にCDを購入していたら、とても金が足りない。それに光学ディスクで買っているなら、置き場所もなくなる。あと、レンタルしようとしてもマイナーな曲は置いてないことが多い。そこで放送の録音である。「あーこれね、買うほどじゃないんだけど、まぁ作業中に聞くのにはいいかもな」ってぐらいの曲(例えば今季で言うと「Dreamer」とか「シグナルグラフ」とか。※あくまで私の評価なので悪しからず)を、TVから録音して音声ファイルを作り、パソコンで流すのである。CDやカセットといった媒体も使わないので、著作権料は一切払っていないことになる(B-CASとかNHK受信料は払いましょう)。TVを録音して音声ファイルを作るのに、違法な機器はおろか、問題のありそうないかなるソフトウェアも必要ない。必要なのは、デジタル放送を合法的にデコードして音声を出力できる機器(この機器は一般にTVと呼ばれている)、音声入力を備えたコンピュータ、そしてそれらを繋ぐケーブル、それだけである。「でもさ、ソフト、それするのに必要なソフトが高いんじゃね?」と思うかも知れないが安心してほしい。オープンソースのAudacityで録音・編集・書き出しと全部できる。Linux環境でMP3とかの形式に変換しようとすると多少の問題を生じる場合があるが、そもそもLinuxメインならFlacやOggに変換すべきだし(私はFlac)、MacかWindouwsの環境があるならiTuensでも使って変換すればノープロブレムである。機器について贅沢を言うと、光デジタルでTVとPCを繋げることができれば完璧だ。Audacityの使い方を説明するのは面倒だし、他のサイトでもやってるので書かないが、基本的にはTVで再生し、それをPC側で録音、前後の部分を切ってから無音短縮で端を揃え、あおは好みの形式に変換すれば、ハイ終了である。そうして作ったファイルを、私は自宅サーバに置き、他のコンピュータからrsyncを使って同期している。Ubuntuで使いやすいRhythmboxはディレクトリを監視する機能があるので、サーバーと同期してやると自動的にRhythmboxのリストに追加した曲が加わる。非常に便利だ。なお、同じようなことはSongBirdを使って再生する場合もできる。ちなみに私の録音環境は、PS3(torne)→光デジタルケーブル→MacBookである。デジタル接続が完璧だとは言わないが、これくらいの機器でまぁまぁ聞ける音声ファイルをTV放送から作成可能である。

暑さは京都市内よりマシ

 27日から29日まで、芦生に行っていた。それほど暑かったわけではないが、涼しいというほどでもない。山歩きをしたのでそれなりに汗をかいた。

 で、そこで撮った写真を「Art Creature」の方にアップしたので、その通知を。目玉の写真としては、シロマダラ、これに尽きる。シロマダラという蛇を知らない方は、「Japanese Snakes » シロマダラ」(外部リンク)を見たらいいと思う。私も今までは標本しか見たことがなかった。