Lightning – SDカードカメラリーダーを購入した

私はこれまで、一週間程度の野外調査に出る際、HP Pavilion dm1というノートPCを持って行くことが多かった。メールを受信するだけならiPod touchで十分であるし、野外調査中にデータ入力や文書作成をするわけでもないのだが、デジカメの写真データをバックアップするために、ザックにノートPCを入れていたのである。このHP Pavilion dm1は本体の重量が約1.5Kgと比較的軽量であるが、ACアダプタも含め嵩張るのが難点であった。

先日購入したiPad mini 2には、野外調査におけるノートPCの役割を代わりに果たさせ、荷物を少なくする目的もあったので、それに合わせて純正アクセサリである、Lightning – SDカードカメラリーダーを購入した。お値段は税込みで3780円である。このアクセサリはその名の通り、Lightning経由でSDカードの写真データを読み込むことができる。

私が野外調査中に撮影する写真データは、多くてもだいたい10GB程度なので、このアクセサリがあれば、iPad mini 2 (32GB)で十分にバックアップが可能である。私はまだSDカードでデータが消えた経験は無いのであるが、SDカードは水に濡れるなどの理由でデータの読み込みが不可になることがあると言われているので、屋外での作業が多い調査では写真データのバックアップが取れると安心である。

ちなみに、名前にも「リーダー」とあり、iPadやiPhone本体からSDカードの方に写真を移す機能が無いため、このアクセサリはデータの読み込みしかできない、と説明しているサイトがあるが、実際は削除もできる。Mac版のiPhotoと同様で、SDカードから読み込んだ後は、オリジナルのデータを削除するか尋ねられるし、SDカード内の写真をiPad上で選択して削除することもできる。

加えて、Appleの製品ページの互換性リストにも対応デバイスとして挙げられていないが、私のiPod touch 5th (iOS 9.3.1)では、このLightning – SDカードカメラリーダーを利用しての写真の読み込みが可能であった。

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