元々内蔵のが壊れたとかではないのだが、よりLinuxでの使用に適していそうなものに交換したくなった。
まず入れ替えるWLANモジュールを選ぶ。ネットで調べて分かったのだが、HP、IBM/Lenovoは特定の型番のWLANモジュールでないとBIOSが制限して起動しなくなるらしい(BIOS書き換えで回避できる場合もあるらしいが、面倒なので適合品を選ぶことにする)。HP Pavilion dm1-4202AUは
・Atheros WB225 1×1 802.11 b/g/n BT Combo (655795-001)
・Broadcom BCM94313HMGBLP1 802.11 b/g/n 1×1 Combo HMC (657325-001)
・Broadcom 4313 802.11 b/g/n 1×1 WiFi and 2070 Bluetooth 2.1+EDR Combo adapter (BT3.0+HS ready) (600370-001)
の3種類が使えるらしい。元々入っていたのは2番目のBroadcom製。この情報は、HPが機種別に出している、”Maintenance and Service Guide”を読むことで確認できる。私は、
Manuals for HP Pavilion dm1-4200 Entertainment Notebook PC series – HP Support Center
からダウンロードした。
今、実際のところどうなのか分からないが、昔読んだどこかのドキュメントによれば、Linuxで無線LAN系のことを色々しようと思ったら、IntelかAtheros製が良いらしい。というわけで、選ぶべきはもちろん上の”Atheros WB225 1×1 802.11 b/g/n BT Comb”である。ネットで探したところ、中古品を送料入れて2000円程度で購入できた。
さて、入れ替えるWLANモジュールの現物が手元に届いてしまえば、あとはそれほど難しいことはない。HP Pavilion dm1-4202AUは、HDDやメモリのみならず、WLANモジュール (PCIe ハーフサイズ)も、ネジなしで外せる裏蓋を取るだけで簡単に入れ替えることができる (モジュール自体はネジで留まっているが)。これは非常に評価できる点で、何もかも交換できない今時のUltrabookとやらに比べて、自由度が圧倒的に高い。WLANモジュールとアンテナ配線のつなぎ方などは他サイトで解説されているのでそちらを参照して欲しい。画像を掲載しないこのblogでは説明しにくいのだ。まぁ、普通に元々はまっていたモジュールと同じように繋げば大丈夫である。
導入後はWindowsの場合、ドライバのインストールが必要である。一番楽な方法は、有線LANでインターネットに接続された状態で起動を行うことである。私は有線で繋ぐのを忘れて自動インストールを失敗させたので、繋いでからWindows Updateでドライバをインストールした。特に問題なく、動作している。あと、Bleetoothのドライバはどうやら自動的には入れてくれないので、自分でダウンロードしてきて入れる必要がある。Linuxの場合は3.2系で特にドライバをどうこうする必要は無かった。
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