エントリーモデルとは何ぞや

 コンピュータ本体やそのパーツのリストを眺めていると、「エントリーモデル」と書かれた製品が目につく。対義語としては「パフォーマンスモデル」とか「ビジネス向けモデル」、あるいは「ゲーミング(向け)モデル」といったところだろうか。だが私はこの「エントリーモデル」という表記に違和感を感じる。性能が低くて安い=初心者向け、と言う考えは間違っているからだ。

 もちろん、メールやウェブを見てたまに写真を編集する、というぐらいの人に、CPUで言えばCore i7はオーバースペックだし、GeforceのGTXシリーズなど必要ない。だがしかし、Core i5がオーバスペックかというと、そうは思わない。一般的なアプリケーションの動作に必要な処理能力は、流通しているコンピュータの性能が上がるにつれ、上がるもの(例えば、XPを動かせるマシンでも、Windows 8が動作しない、など)なので、”標準”より下の処理能力しか持たないコンピュータを使う場合、ハングアップやフリーズの遭遇率は高まってしまうのだ。

 私はエントリーモデルとして売られているマシンでも用途を選んで使いこなす自信があるし、10年位前のマシンでも頑張れば活用できる。しかし、これを知合いに与えて使ってもらおうか、と考えると無理っぽい。つまり、エントリーモデルは真の意味でエントリー向けとは考えられない。コンピュータのことがよく分かっていない人ほど、ミドルレンジ以上のマシンを買うべきだと私は思う。

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