オキナワキノボリトカゲ飼育日記 [2013/10/14]

 オキナワキノボリトカゲの飼育を2週間程前から開始している。飼育している個体は1匹で、野外から採取してきた中型サイズである。

 現在、このキノボリはサツマゴキブリの飼育ケース内で一緒に飼育している。今のところキノボリが自力でサツマゴキブリを捕食したところは見ていないのであるが、体長15mm程度の幼虫をピンセットでつまんで口元に持っていったところ、普通にムシャムシャと喰った。また1齢幼虫が朽木の上を歩いていくところを追いかける様子は観察できている。ちなみに、サツマの成虫ではキノボリには大きすぎる(あと固い)ので、成虫は喰われない。他に餌として与えているのは、研究室で網を張っている小型のクモや、大学の研究棟付近で採れるアリ等である。また入手しやすい餌としては、ミルワームも喰うことを確認した。ミルワームは口元に持っていってもなかなか食べないことがあるが、キノボリの目の前に落としてやると割と喰う。あるいはビンの蓋にミルワームを入れ、床材の上に置いてやると、目ざとく発見して喰ったりする。水は霧吹きをしたときに樹皮の間にたまったものを舐めている様子が観察できる。

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