昨日も瓜生山へカエル獲りに行ってきた。小雨の降る中であったが、収穫は8匹であった。あと、帰りがけにヒバカリを見つけた。昨日見つけたヒバカリは、体長が40cmはあり、以前に近い場所で見つけた幼蛇よりもヒバカリらしい色をしていて綺麗だった。
さて、昨日は帰ってから大きいカエルを1匹ずつ、シマヘビたちに与えたわけだが、それでも私の冷蔵庫には今現在、10匹以上のカエルがキープされているわけで、そろそろタッパの数を増やして、カエルをうまいことローテーションさせていかないといけないなぁなどと考えている。エサとしてのカエル獲りは今年が初めてなので、どういったタイミングと場所でどんだけカエルが取れるのか、というのが分からない以上、ある程度余裕を持ってカエルを確保しておくのが望ましいだろう。
ところで、毎度シマヘビの飼育ケースに入れられた途端、あっけなく食われるカエルたちであるが、彼らをシマヘビに与えるうち、「カエルって結構美味そうだな」と思うようになってきた。大きなウシガエルを、法律的に問題の無い方法(つまり殺して)で持ち帰ってすぐに調理できるとしたら、試してみたいところである。で、ここで「カエル、美味そうだな」で思考が終わってしまったとすれば、それは普通の人である(普通の人はそう思うことすら無いかも知れないが)。私はこれでも生物学を学ぶ人間なので、次の段階の興味として、「カエルってどんだけ栄養あるんだ?」と考えた。すると「カエル 栄養」で検索した結果、トップにこんなページが……
「蛙肉 – カロリー計算/栄養成分 | カロリーSlism」
インターネットってなんて便利なんでしょう♪ 下宿の本棚で飾りとなっていた高校の家庭科資料集には、カエル肉は載っておりませんでしたので、危うく鶏もも肉の栄養成分で代用してしまうところでしたわ!
上記のページを見ると、カエル肉100gあたりのエネルギーは99kcalと書いてある。じゃあカエルって何グラムぐらいあんだ、ということになるが、瓜生山で獲れるニホンアカガエル(多分)の中で成体だろうと思われる個体を1匹、キッチンスケールに載せて(もちろん、カエルをビニールに入れて、である)みたところ、13.0gと出た(このキッチンスケールは最小表示単位が0.5g)。それならこのカエルのエネルギー量は0.13 x 99 = 12.87kcalか、というとそう単純に行く話ではなくて、そもそもカエルの種類が、ニホンアカとウシガエル(食用蛙)では違うし、シマヘビに与えているカエルは丸々一匹のカエルだから、臓器とか骨とか、食用蛙で言うところの可食部以外も含まれていて、しかもそれらの部分が、一般的な蛙肉の部分よりカロリー的にどうなのかも分からない(皮に脂肪が多いので、若干上がりそうな気がする)。ここは10~15kcal程度、としておくのが無難だろう。シマヘビが野外でどれだけ餌を喰っているのか分からないが、私は今のところ、成体サイズのカエルなら週に3匹ほどしか与えていない。
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