「俺は自由だー!!」
下宿の玄関扉を開けたらヘビがいた。一目散に奥へと逃げていった。脱走していやがった。
脱走した時間は、「へびろぐ」を見ることにより、1分単位で特定可能であった。もっとも、逃げ出したところそのものはカメラの画角に入っていないのだが、飼育ケースの蓋に空いたわずかな穴、この穴の位置あたりからだらりと垂れ下がった蛇の胴体(?)が18:28の画像に写っている。で、私が帰宅したのはおおよそ18時35分、ちょうど逃げ出した後だった。
逃げ出したことに気がついたのはいいが、私はその後すぐに外出する用事があったため、捕獲することは一旦断念。最低限、シマヘビが下宿の外へ逃げ出さないよう、ベランダの戸をしっかり締め、出かけた。外出先で風呂場の栓を閉めてこなかったことに気づいて心配になった。
帰宅後、おそるおそる玄関のドアを開け、着替えてから脱走蛇の探索を開始。3時間も放置していたため、最後に見た場所(部屋の一番奥の本棚の陰)から移動してとんでもなく面倒な場所へ入り込んでいる可能性も……と思っていたのだが、案外あっけなくベランダへの引き戸付近で見つかった。頭部はPowerMac G4の下に入り込んでいたものの、胴の一部がはみ出していていたのである。そのまま御用となり、シマヘビは飼育ケースへ戻された。逃げていたのは個体Aであった。あとはまぁ、部屋のどこかで、一昨日与えたカエル3匹分の臭い糞をしていない事を祈るばかりである。
ちなみに、蓋に空いていた穴とは、自動撮影用のウェブカメラのUSBケーブルを通すための穴で、一般的なUSBコネクタがギリギリとおるサイズと思ってもらえればよい。そこから体長1m程度の蛇が逃げ出したということになる。もちろん、その穴は今はガムテープで塞いである。
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