映画館行ってない

 「魔法少女リリカルなのはThe MOVIE 2nd A’s」のBDが金曜に届いたので観た。基本的なストーリーはTVシリーズと同じであるが、映画化ということで幾つかの要素が追加されたり削られていたり、となかなか楽しめる内容だった。残念だったのは、リーゼアリア&リーゼロッテが削られたこと。TVシリーズでは物語の謎を深める存在として、かなり重要な役柄だったと思うのだが、グレアム共々、完全に存在が消えていた。代わりに付け足されたのが、闇の書本体のシステムについての描写で、これの暴走が全ての原因となるようにストーリーが組まれていた。私としては、グレアムの画策は「A’s」の物語に必要不可欠だと思うのだが、時間の都合か、あるいは簡素化のため、削られたと思われる。もう一つ残念だったのは、私が考えるTVシリーズ版「A’s」で一番の名場面、ヴィータに襲われたなのはを助けに来たフェイトが、バルディッシュを構え、ヴィータの「仲間か?」に対し「友達だ!」と答えるシーン、これが半ば無くなっていたこと。いや、まぁ台詞としてはあったのだが、随分と描写が変わっていた。それ以外は大体押さえるとこ押さえていたと思う。

 グラフィックはTVシリーズの放映から随分と経っているので進化していて当然なのだが、若干3DCGに違和感を感じる点があった。例えば冒頭で突っ込んでくるトラックとか。主題歌は既に購入していて聴いていたが、やはり良い。リーンフォースが消えるときの音楽はTVシリーズと同じ(アレンジはされているが)でこれも良かった。

 映画を観れば十分にA’sの面白さを感じることはできると思う。ただ、やはりTVシリーズの方が面白いとは思う。

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