研究室で使っている自作マシンで行った動作検証を記す。
OS:Ubuntu 12.04 LTS 64bit
MB:A7DA-S (Foxconn, AMD 790GX+SB750)
CPU:Athlon 64 x2 5000+
検証を行ったのは以下の2つ
・Sound Blaster Audigy 2 ZS Digital Audio
老舗Creative製のPCI接続サウンドカード。2003年に発売されたものらしい。発売時の価格は18800円だったようであるが、これをゴミ捨て場より収拾した。このカードについては、
Sound Blaster Audigy 2 ZS Digital Audio(外部リンク)
Sound BLASTER Audigy2 ZS (SB0350)(外部リンク)
が詳しい。とりあえず、搭載している入出力端子的にはなかなかの一品である。
・YMF754-PCI
こちらも光デジタル出力を備えたPCI接続のサウンドカードである。ちょっと調べてみたが価格は分からなかった。画像判定するに、
サウンドファイルについて(外部リンク)
に載っている写真のものと瓜二つなので、玄人志向のカードではないかと思われる。多分定価で高くても5000円程度の代物ではないかと推測される。
まず動作そのものについて。結果を簡潔に記すと、どちらもドライバを手動で導入する必要は無く、普通に動作した。デジタルアウトや音声入力はきちんと検証していないが、「システム設定」の「サウンド」項目を見るに、すべての機能が認識されているようである。ドライバを手動で導入して動くようになるサウンドカードやオンボードチップというものもあるが、後からドライバをインストールした場合、動作が不安定になる場合もあるので、このように労せず使えるというのはありがたいことである。
続いて音質について。上記2枚のカード、及びA7DA-Sのオンボードサウンドのアナログ音声出力端子に、audio-technicaのATH-M30を繋ぎ、発売されて間もない「to the beginning ~TV size~」を聴いてみた。再生ソフトはVLCである。オンボードは端子の近くにビデオカードを挿したせいなのか分からないが、ノイズが激しくとてもヘッドフォンで聞くに耐えられるものではなかった。YMF754-PCIとAudigy 2 ZSでは再生中の音に関して大きな違いは見出せなかったが、YMF754-PCIはコンピュータで音声を再生していないときに小さくノイズが聞こえた。そこで私はAudigy 2 ZSに繋いで音を出すことに決めた。もっとも、いずれのパーツも拾ってきたものやら長年使っていたものを流用したものであり、いずれについても同じチップだからと言ってこのレビューが当てはまるとは限らない。
Post a Comment