今日の午前3時くらいのことなのだが、急に昔知り合いからもらった古いノートパソコンを分解したくなって、朝までやってしまった。
とりあえず力尽きるまでに、マザーボード単体(CPUとCPUファンは付いてますが)を取り出すことに成功はしたのだが、ディスプレイと電源を繋いでスイッチを入れてもウンともスンとも言わない…。電源のACアダプタは死んでない(バッテリー状況を知らせる液晶が付いている)し、CPUも特に触ってないから、もしや分解する途中でマザーボードを傷つけてしまったか?と疑い、こりゃもう全部まとめて処分だな、とその時は思ったのだが、一旦力尽きて眠った後起きてから、ふと気がついてマザーボードの側面に付いているスライド式スイッチをいじって電源ボタンを押したら、何ということもなく普通に起動。側面のスイッチはノートブックに特有のディスプレイ開け閉めに関わるスイッチであった。これが閉まっていることになっていると、電源ボタンを押しても起動しないのである。
というわけで無事起動したのだが、どうやって遊ぶかは未だ思案中。いくら古いとはいえx86なのでOSには困らないのだが、I/Oが少なすぎる。SATAなんてもんは付いてないし、USB bootも無理っぽい。CDでbootしてUSBから読み出す、というのは可能みたいなので、その方向で検討中だが、とりあえずlinux serverが動くようにできれば多少遊べるかなと思う。もっとも、こんなもんを使えるようにするために金を払うのはもったいないので何か部品を買い足すことは考えていないが(でもある程度使うならACアダプタは交換したいところ)。
ちなみに、今回ばらしたのはFujitsuのFMV。型番は調べていないが、AMDのCPUが搭載されているようだ。筐体は全体的に「いったいどういう使い方をしたらこんなにベトベトで汚い状態になるのだ?」と思うほどの酷さだったので、なんの躊躇もなく分解に踏み切ったわけだが、分解はそれほど困難ではなかった。最近は機器の小型化に伴って電子製品の分解が困難になっているが、ちょっと古いマシンだと色々遊べて楽しい。こんなことをやっていると、また中古PCを買いたくなってきてしまう…。
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