このところ、PS3内臓のHDDが調子悪く、アニメの録画で失敗することもあるなど、深刻な状況になっていたので、取り急ぎ交換をした。
元々入っていたHDDはTOSHIBA製のMK2555GSXというモデルで、容量は250GBである。PS3自体は確か3年と少し前くらいに買ったはずで、トルネの録画やGT5の耐久レースなどでPS3の電源を入れていた時間は長く、不具合が出ても仕方ない時期と思える。SMARTデータを見てみると、交換して取り出した時点でパワーオン時間は238.3日、電源投入回数は3981回、バッドセクタ数は88、であった。実際にPS3上で出た症状としては、システムやアプリケーションの起動が非常に遅くなる、トルネの録画で失敗することが増える、再生にも失敗することがある、など。終いには、ファイルシステム異常とやらで修復画面が何度もでるようになった。新しい2.5inのHDDを用意する前に、一旦外付けのHDDにバックアップを取り、内臓HDDをフォーマットしたのちにリストアする、という作業を行ってみたが、あまり効果はなかった。HDD交換後は問題がきれいさっぱり消えたので、明らかにHDDの物理的な問題であったと思う(ちなみに、交換後もバックアップからのリストアを行っている)のだが、取り出したHDDをLinux上でEXT4形式でフォーマットし、ファイルを書き込んでみた感じでは、ヤバそうな音を出したり動作が停止したりすることなく、割とまともに動いている。起動ドライブにするのは怖いが、ちょっとした大容量ファイルの移動なんかには使えそうだ。
ちなみに、新たに導入した2.5in HDDはSeagateのST9500423ASで容量は500GB。回転数が7200rpmだから、前のMK2555GSX (5400rpm)が普通に動いていたときよりも若干動作が速い……というのは特に感じられない。
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