1話を観て_2015冬 その3

・「ユリ熊嵐」
 やっぱりそういう感じか。ペンギンも意味不明だったが、クマも本当に意味不明である。この設定にものすごい意味があるなどと期待するのは間違いで、この意味不明さを受け入れる必要性もなく、何も考えずに観るのが正しいと私は思う。

・「アルドノア・ゼロ」(2クール目)
 1クール最後の場面にいた4人中、生き残ったのはスレインだけかと思ったら、姫様はともかく後の2人がピンピンしてやがったとは。しかしまぁ2クール目も最初っからぐいぐい引き込まれる内容で、期待大である。主題歌CDは購入済。

・「アニメで分かる心療内科」
 良い出来。原作者は比較的まともな思考を備えているので、安心して観られる。

最終話を観て_2014秋 その4

・「PSYCHO-PASS サイコパス 2」
 4話ほど残してしばらく放置していたのだが、意を決して観終えた。1期に劣らぬ素晴らしい作品であった。鹿矛囲のサイコパスが測定できなかった理由は、最後の方まで分からなかった。面倒なので詳しくは書かないが、個人と集団というものに対する考察は非常に面白いと思っており、この作品でそれをテーマとしていたのは非常に評価できる。

・「selector spread WIXOSS」
 1期と同様、良い出来であった。後半で晶の出番が減ったのは残念であるが、このアニメは私にとってキャラクターものではないので、晶は途中までに十分良い働きをして消えたと思う。

・「グリザイアの果実」
 楽しめた。ストーリー展開が合理的で、感心させられる。キャラクターでは周防天音が良いが、入巣蒔菜の喋りも面白い。

最近観た映画

・「セーラー服と機関銃」 (1981)
 つまらん。薬師丸ひろ子の出演作はこれまで、「野性の証明」と「探偵物語」を観ているんだが、今回観た「セーラー服と機関銃」を含め、少なくとも若い頃の彼女からは、病的な何かを感じるんだよな。売れた映画かも知れないが、決して名作とは思わない。

・「日本海大海戦」 (1969)
 東郷平八郎がツァイスの双眼鏡を使っていることに触れるシーンがあるんだな。それ観て私もツァイスの双眼鏡が欲しくなったんだが、調べてみると物凄く高い。映画は全体としてよい出来で興奮する。

茶番を見ていて気持ちが悪い

 連日のイスラム国人質事件の報道を見ていると気分が悪くなる。

「さして重要人物でもない人質2人のために2億ドルなんて無理。72時間ってのも短すぎ。でもイスラム国を名乗る組織がこの条件飲まなきゃ殺すって言ってるんだから殺すでしょ。だからもう諦めようぜ」

と、私だったら思う。政府とか報道の人も半数以上はそう思っていると思う。それなのに少なくとも私の見ている報道番組では全くそういうことを言わない。言えない。殺すって言ったけど期限を過ぎても殺していないかもしれない。交渉すればどうにかなるかもしれない、という期待を視聴者に抱かせている。大人数を動員しての茶番である。

 一方、イスラム国を名乗るグループの行動は賞賛に値する。期限を過ぎた後に2人のうち1人を殺害したと発表したのは、交渉の余地を残しつつ優位性を保つという意味で非常に良い。2人ともを生かしておけば、殺す気が無いんじゃないかという印象を与え、交渉で不利になる。2人とも殺してしまっては、自分たちの要求を達成できなくなる。なんと合理的なのだろう。

1話を観て_2015冬 その2

・「夜ノヤッターマン」
 面白い。喜多村英梨のドロンジョ役もハマっている。全体的に作りが真面目。今後に期待大。

・「ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース」 (エジプト編)
 安定。