私は20代後半の男であるが、髭があまり生えてこない。伸びるスピードが遅いというわけではなく、そもそも生えてくる本数が少ないのである。太い毛は、唇の回りと顎の先に合わせて2,30本といったところである。そのため、私は髭剃りというものを殆どしたことがなく、生えてきたのをピンセットかあるいは爪で抜いている。
この髭を抜く行為の良し悪しはともかく、髭を抜くためのピンセットは私にとって日常生活に欠かせない道具の一つである。
私は大学の研究室や自宅の生物飼育においてもピンセットを頻繁に使用するため、普通の人よりはピンセットを数多く所持している。凶器としても使えそうな先端の鋭いものから、薄いものを掴むのに適した幅広のものまで、色々持っているのだが、髭を抜くときにはいつもビクトリノックスのマルチツールに付属しているピンセットを使用してきた。適度な大きさで抜きやすい上に、ピンセットが収めてあるマルチツールの本体にはナイフとハサミもついているので、自宅でいつも座る場所の近くに置いておくと、何かと便利なのである。
ところが先日、そのピンセットが壊れてしまった。無理な力を加えたというわけではなく、普段どおりに使用していたら突然、2枚の金属板のうち1枚がプラスチックの根元からはずれてしまったのだ。ビクトリノックスのピンセットは、2枚の金属板を溶接によらず重ね合わせてあるのだが、これが一度取れてしまうと瞬間接着剤でもうまく固定できなかった。私が使っている「クラシック」(SDではない)は中学生の時に購入したはずなので、10年以上使っており、1度も交換していないピンセットも10年ものである。これなら壊れても仕方ないかと思う。
Amazonで探したところ、補充用の純正ピンセットは138円という破格で売っていた (定価は税込216円のようだ)。他の買い物のついでに購入すれば送料もかからず、本当にありがたい値段である。
なお、私は「クラシック」の他に、「スペースシャトル」も所持しており、こちらは高校生の時に購入したものだ。あとはプレゼント用に「スイスカードライト」も購入したことがあるが、それ以来ビクトリノックスのマルチツール本体は購入していない。何故かと言えば、既に持っている奴が壊れないからである。
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Posted 21 3月 2016
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Tagged: レビュー
・「フィクサー」
かなり面白かった。合理的なストーリーで、登場人物の心理が上手く描かれていると思う。
・「シャーロック・ホームズの冒険」
ついつい忘れがちになるが、ホームズは薬物中毒者なんだよな。
・「スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐」
なんか急に観たくなって、PS Storeに金を払ってしまった。他の人から信頼されてないと感じるのは確かに辛い。
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Posted 18 3月 2016
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Tagged: レビュー, 映画
ある種のカナリア♀は、♂の鳴き声のリズムが早いほど、交尾活性が高まるらしい。当然、実際に存在する♂カナリアの鳴き声のリズムには限界の早さがあるのだが、録音した音声を機械的に早く再生して♀に聴かせてやると、リアル♂の限界スピードを超えた早さで交尾活性は更に高まるらしい。
……という研究事例を生態学の教科書で読んだのであるが、これを知って私の頭に浮かんだのは、2次元世界に多数いる「現実にはほぼ在り得ないレベルの巨乳キャラ」である。私は女性の胸部が肥大化しててもあまり性的に興奮しないので、なぜ現実に存在しない程の胸囲を持ったバランスの悪い画が人気なのだろうかと不思議に思っていたが、カナリアの例を考えると少し納得した。かくいう私も、現実には存在しないレベルで大人びた幼女とかに興奮するので、人のことをとやかく言える立場ではないのだが。
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Posted 17 3月 2016
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Tagged: アニメ, 勉強, 生物
テレビ観てると、嘘吐いて残念なことになる人っているじゃないですか。政治家や芸能人に限らないけど、重大なことで嘘をつくと大変なことになる、というのは大人なら誰でも理解しているはず。
嘘がバレた人を見て、「正直に言っときゃいいのに馬鹿だね〜」と笑うのもよいのだが、ここで考えたいのは、なぜこの人は嘘をついても大丈夫と思ったのか、という点である。
嘘と言っても色々あって、無知や勘違いによって間違った情報を流布してしまう場合や、酔った時のことなどで忘れてしまっている場合もあるが、通常の精神状態なら間違えたり忘れたりするはずの無いこと、例えば誰々と不倫をしたとか、大きなお金の動きがあったとか、で間違ったことを言った場合、明確な嘘となる。
ニュースで取り上げられるような案件の場合、それが真実なのかどうかということに対する人々の関心は非常に高いので、当事者が認めようが否定しようが、裏をとって確かめるための努力が払われるというのは、当事者が予期していないはずはない。
な・の・に、重要な案件でも明確な嘘を吐く人は後を絶たない。それも、人生経験が豊富で、世間一般より賢いとされる人々でもそうなのである。
さて、嘘を吐くことが倫理的にどうかという問題はさておき、嘘を吐くことによる利益の期待値がプラスである場合、嘘を吐くことは得策であると言える。
ここで私が思うのは、重大な案件でも平気で嘘を吐く人というのは、過去に嘘をついて大丈夫だったケースを幾つも見てきたが故に、あるいは嘘がバレても大したことにならなかった事案を経験しているが故に、嘘を吐くのではないか、ということである。
そうだとすると、人が嘘を吐かないようにするためには、嘘を徹底して暴くための努力と、嘘を吐いたことがバレた人に対する制裁を増やすことの、少なくともどちらかをする必要がある。
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Posted 16 3月 2016
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・「無彩限のファントム・ワールド」
よく出来ている。舞先輩は、私の中のカテゴリだと「自信に溢れた巨乳」に該当し、とても良い (参照:「巨乳」は一発変換されるのに「貧乳」は変換されない | Mizukama Blog)。
・「闇芝居 三期」
あまり怖いと思わないのは、話の流れに合理性がないからだと思う。
・「Dimension W」
x1.7の速度で観ているせいかもしれないが、「不正コイル」という単語を認識するまでに1話まるまるを要した。アニメとしてよく出来ていると思う。
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Posted 16 3月 2016
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Tagged: アニメ, レビュー