九州旅行の話 その3(或は、申請に使った時間の方が長い)

九州旅行の話 その1(或は、福岡で佐賀銘菓を買う)」
九州旅行の話 その2(或は、大雨警報出てるんですが……)」の続き

 今、記事書いてる途中でプレビュー画面を表示させて思ったんだが、Adsenseで「かえるのえさ通販」という広告が出てくる自分のBlogって素晴らしいな、と。

 2日目の午後は、私が最後の望みをかけて行うゴキブリ採集へ。一応、研究用という名目で旅行に行っているわけで、食材性ゴキブリの収穫0で研究室に帰った日には笑いものである。事前に天草島内の国有林で、今回宿泊している場所から近い区画に入林申請を出してあるのでそちらへ向かう。場所は下田温泉の辺りを奥へ入っていくところ。旅行に行くといつも思うが、「よくこんなとこに人住んでんな」って思うような山奥まで道は続いてて、学校とかまであったりする。やっぱり人間って凄いな。肝心の林相というと、結構植林されてる……。とはいえ、施行のしにくい急斜面には天然林(幹が一様に細いことから二次林と思う)も成立している。おまけに、ちょろちょろと水の流れもジグザグに登るの車道を突っ切るように通っていた。いいねぇ、こういう場所で採集したかったのだ。まずはその、ちょろちょろとした水に下が浸かるか浸からないかくらいに位置している石をひっくり返す。案の定、マダラゴキブリと思われる幼虫が採取できた。マダラゴキブリ幼虫はもう少し大きい個体を徳之島で採集しているが、1匹だけだったので、素直に嬉しい。

 次に目標とするはもちろん、エサキクチキゴキブリ。九州に来たのはそのためなのである。急斜面にしか広葉樹が生えていないと言うことは、必然的に朽木もそこにある。大分危なっかしく登ったが、しばらくはいい朽木が見つからない。シロアリ占有かアリ占有ばかりである。が、さらなる急斜面へ登ったとき、私は「この木にいなけりゃ、エサキどころかオオゴキすらこの島にゃいねぇべっ!」と言うほどの良質な朽木を発見した。スコップを突き立てると、サクッと刺さり、そのまま横方向に力をかければ、バリッと木片が剥がれる。それでいて、軽く触っただけで崩れるような脆さではない。これぞまさにゴキブリが好む朽ち具合である。しかもなんと、ゴキブリ穿孔の証ともいえる木屑+ペレット状の糞が落ちているではないか!期待に胸を踊らせさらにスコップで朽木を崩す。と、何か赤黒いものが落ちた。ゴキブリである。震える手でそれを拾い上げてみれば、オオゴキブリよりは少し小柄な体、そしてなにより短翅である。そう、正しくエサキクチキである!結局、同じ木からエサキクチキを成虫だけで5匹、幼虫を10匹程度採集できた。おまけにオオゴキブリの成虫ペアもお出ましである。はぁ、やっとこれで安心して京都に帰れるぜ……。

 というわけで、天草の国有林はかなりいい所であった。前日の英彦山がダメダメだった分、天草の素晴らしさが身に染みる。昼までは海で時間を使い、午後は暗くなる前に風呂に行かないといけないというスケジュールだったため、実際に採集を行えたのは1時間半ほどであった。ここはいつかまた来よう、そう決心してその場所を後にした。

 続きはまた別の記事で。

更新情報

 Art Creatureの方に、アルバム「天草旅行」を追加しました。

なぜSEAGATE製を買うかって?そりゃ名前がカッコいいからさ

 ドスパラでまたHDDを買ってしまった。1TBと2TBを1個ずつ。計3TB。これで下宿にあるHDDの総容量が20TBに達するな。多分今回買ったの合わせると。どちらも1TBプラッタ採用モデルなので、速度が期待できそう。まぁ容量1TBの[Seagate ST1000DM003]は既に2枚持ってんだけどね。2TBの[Seagate ST2000DM001]は初めて買う。そういえば、この間も人にSSDの素晴らしさについて語られたのだが、まだ私はSSDを買う気になれない。というか、買う金がない。

最終話を観て_2012春 その1

・「Fate/Zero」
 アニメ観始めてから小説買って、最初はアニメ先行で読もうとしていたものの、結局後半の方は原作読み進めちゃって、でも最後はアニメを先に見た、というややこしいことをやってました。原作とアニメ、どっちも面白かったです。アニメが原作の出来に劣っているとは思いません。この作品で地味に好きなのが、ライダーの駆け声(漢字はわざと)。これもアニメの出来が良かったと評価できる部分の一つです。主題歌CDは全て購入、BD-BOXも予約済み。素晴らしい作品でした。

・「這いよれ!ニャル子さん」
 最後はダメダメな終わり方だった。振り返ってみれば、一番面白かったのは第1話で、それ以降はずっと下降。最後のグダグダ感はむしろシュールなネタに思えて来る。しかし、阿澄さんの声だけでもうお腹いっぱいになれる私にとっては、ネタの面白さなどさして重要ではないのだ。……と思えば観られる作品である。主題歌CDは購入済み。

・「ヨルムンガンド」
 1人くらい身内も死んだ方が良かったんじゃないかな。最初の方はレームのおっさんが狙撃してたから、味方に被害ゼロの戦いもありうるかな、って感じだったが、後半のメインで近接のバルメやヨナが闘いだすと、「弾くらえよっ!」って思う。しかし、伊藤静さんの声だけでもう楽しくなれる私にとっては、戦いのリアリティーなどさして重要ではないのだ。……と思って観てた作品である。あぁあと最後は阿澄さん御出演されたし。関連商品の購入は無し。

Lenovo G575 (4383)について

 母親がノートパソコンを買ったというので、帰省して無線LANの設定をし、細かい操作について教えている。実機に様々なソフトをインストールしたりして弄ったので、それに関するレビュー。どうやら量販店で型落ちになってたやつを安く買ったらしいので、レビューと言っても今更な感があるかもしれないが……。

 とりあえずはWindows エクスペリエンス インデックス。

プロセッサ:3.9
メモリ(RAM):5.4
グラフィックス:4.1
ゲーム用グラフィックス:5.7
プライマリ ハードディスク:5.8

 本来ならLinuxをインストールしてレビューを書きたいところだが、親のものなのでそうも行かない。アレな動画を入れて再生能力をチェックしたりもしたいが、親のものな(以下略)。

 仕方ないので、簡単にチェックできて私が気になったことだけ書く。

・ファン煩い
→排気は左側から行うようだが、気温は26,7度という環境にて、酷いとまではいかないが、それなりに気になる程度の音がする。特に負荷をかけていない状況でもなかなかファンの音が収まらない感じだ。低クロック・低消費電力のE-450を搭載しているはずなんだが。まぁプラスチック筐体と設計の問題だと思う。

・音声出力は結構まとも
→無論、オンボードなので音質がいいとは言わないが、少なくともヘッドフォン(SONY MDR-ZX700)を繋いだときに、音を出さずPCを操作しても、ピーとかジーとかいうノイズが感じられなかった。本当にダメダメなマシンだとこういうノイズが平気で入るので、音楽やゲーム、動画鑑賞といった用途に適さないのだが、こいつは大丈夫だった。

・メモリ2GBは少ない
→Windows 7はVistaよりメモリ使用量が下がったらしいけど、やっぱり今の時代に2GBはどうかと。立ち上げた時点で1.1GBくらいメモリ占有してて、システムを見ると使用可能なRAMは1.6GBとある(他の部分はグラフィックメモリその他で予約されている)。だから恐らく、iTunes(Windows版は結構重いよ……)で音楽再生しながらOfficeソフトを動かす、ってぐらいがサクサク操作できる限度じゃないかな。まぁ今度帰省する際に金余ってたら追加のメモリモジュール買っておこう(ちなみに私が下宿で使っているE-350搭載の自作マシンはメモリ8GBで全く使い切れておらず)。

 あと外観について書くと、プラスチック筐体で高級感は無いんだが、7,8年前のだっさいノートPCに比べればかなりマシ。こんなものが3万円程度で手に入るとは、いい時代になったものだと思う。