2013年冬アニメで観そうなやつ

・「ささみさん@がんばらない」
 あーこれみたい。あー楽しみだ。だってメインキャラに阿澄さんだもんね。あと野中さんもいるし。

・「みなみけ ただいま」
 まだ聴いてないけどOPとEDの購入は決定。公式サイトの情報によれば、少なくともEDの方は、作曲:うらん、とのこと。素晴らしい。「みなみけ」シリーズは毎回アニメーション制作が変わるね。今回はfeel.らしい。

・「ビビッドレッド・オペレーション」
 あーはいはい、高村さんね。太股ね、はいはい分かりましたよ。おっと、音楽は深澤秀行さんか。まぁグラフィックはイケてそう。キャラデザ自体はあまり好みじゃないが。

・「D.C.III ~ダ・カーポIII~」
 初音島にはブスがいねぇ。

・「僕は友達が少ない NEXT」
 多分、録画してしばらく観ない気がするが、とりあえず。伊藤かな恵ちゃん出演るし。

・「俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる」
 あー田村ゆかりさん、いいね。PV観たけど、これ私が好きな方の田村さんだわ。

・「ヤマノススメ」
 京都で観れるのか分からんが、一応。これ絶対ツッコミどころ満載だろ。公式ページ見たけどさ、なんでアウトドアでスカートとか短パン履いてんだよ! 長ズボンに決まってんだろ! 山舐めんなよ! でも声優陣が豪華だから多分観れるなら観ちゃう。

・「生徒会の一存 Lv.2」
 1期のOP&EDは買っているが、2期も買うかは聴くまで決められないな。

・「たまこまーけっと」
 あんま観る気しないんだが、京アニだし、とりあえず録画しておいて気が向いたら……という感じ。

絵の上手い下手

私は絵が下手なのであまり偉そうなことを書けないのだが、最近、というか前から思ってて最近改めて感じているのは、

「絵が上手いかどうかは描いてるとこを見ないと分からない!」

ということ。数年前から話題のトレパク疑惑のまとめなんかを見てると特にそう思う。

 話は少し飛ぶが、私がコンピュータで絵を描き始めた頃、IT系のベンチャー企業でアルバイトをしていたのであるが、そこのデザイン担当でNさんという人がいた。ある時、そのNさんに通常とは異なる仕事の指示が来た。その頃、バイト先の会社が主に扱っていた業務は、企業のサイト制作を下請けすることで、デザイン担当というのもWEBサイトのデザインが主だった。ちなみに私はそのデザイン担当から指示を受けてHTML+CSSのコーディングをする仕事をしていた。で、そのNさんが依頼された仕事というのは、製作中の企業サイトにオリジナルな女の子のキャラクター画像を付加することだった。要するに、「萌え系」のイラストを描けと言われたのだ。Nさんは元漫研か何かだそうで、大学も芸術系のとこへ行っていたように記憶している。まぁ少なくとも、今よりもっと下手だった私よりか、その仕事を受けるのに適任だったことは確かだろう。とはいえ、その頃も気分だけはいっぱしの絵描きのつもりであった私は、Nさんがどんな絵をどうやって描くのが気になり、自分の作業をしながらちらちらとNさんの作業風景を見ていた。上司との会話や機材の準備等を観察するに、どうやらNさんは、つけペンで紙に線画を描いたものを取り込んで、ペンタブを使いつつ色を塗る、という定番のスタイルで描くらしいということが分かった。ところが、だ。Nさんが線画を描き始めたのを見て私は落胆した。なんとNさんは、目の前のディスプレイに美少女フィギュアの写真を表示させた状態で描き始めたのである。それも恐らくは、既成のキャラクターで、既成のフィギュアで、誰かが撮影して、ネットに上がっていた画像である。それをポーズも髪の毛(美少女フィギュアにありがちなあの無重力ヘアだ)もほぼ同じ感じで模写して描いているのである。「あーこの人はあんま上手く無いな」と、生意気にも私はそう思った。フィギュアを見ながら描くのであれば、服のしわや影の付け方もそっくり真似ればいい。顔くらいは自分の作風で描くのであろうが。勿論、仕事であるから速さが求められる。好きなだけ時間使っていいよ、と言われたらNさんは何も見ずに上手い絵を描けるのかもしれない。私は時間かけても描けないが。だが、仕事であるからこそ、デフォルメ度が高い絵でもいいから、オリジナルの構図で描いた方がいいんじゃないかとも思った。もしも、Nさんが描いているところを見ずに出来上がった作品だけを見たのであれば、きっと私は「上手いなぁ」と素直に感心したことだろう。そんなもんだ。

 と、こういう事を書くと、模写ですらこれだけケチをつけたんだから、お前は模写やトレースをしないんだろうな、と言われそうであるが、そんなことはない。他人の絵をトレースすることは流石に無いが、自分で撮影した写真をトレースすることはある。背景もそうだし、人物の細かい部分、特に手は写真トレースを使ってしまうことが多い。あと、生物画は基本的にトレースである(描きたい構図と写真が一致していない場合は微妙にラインを変えている)。模写については、何かの絵を見ながら書き始めることは無いのだが、下絵を描いている途中で自分が描いているのと似た構図の絵を探して見ることはある。これだと、誰かさんの絵と構図が完全に同じになるということは無いし、ましてやラインが重なりあう、なんてことにもならない。とはいえ、技術的に言えば何も見ずに描けるのが一番であって、それは実際に描いているところを見ないと分からないのだ。だからpixivなんかでランキング上位に入っている絵を見ても、その絵自体が優れているかどうかは判断できるが、その作者がどれほどの技量を持っているのかは正直分からない。

 あと、絵を描くのにかけている時間というのも大事な要素だと思う。同じ絵を一発清書で描ける人と、何枚か下書きをして描く人であれば、前者の方が技術が高いと言えるだろう。プロのイラストレータや漫画家と直接話したことが無いので分からないが、私が考えるプロというのは、「依頼人が望むものを、依頼人が望む時間内で仕上げる」という能力を持った人のことだ。依頼人というのは編集さんのことかもしれないし、読者のことかもしれない。よほどの腕を持っていて、「描きたいものを描いたらお金がもらえる」というプロもいるかもしれないが、絵を描いて飯を食っている人の大半は、依頼主からあれやこれやと注文を受けて描いているはずだ。だから、「描いたらこうなりました」ではなく、「こうなるよう描きました」と言える画力が必要なんじゃないだろうか。とにかく、1枚の絵を見てその人の技術について論じるのは難しいし、ましてやプロとしてやっていけるか判断するのは無理だろうと思うのだ。

電源を修理に出した話

 3ヶ月くらい前に「ENERMAX Platimax EPM500AWT」という電源ユニットを購入していた(「ENERMAX Platimax EPM500AWTのレビュー」を参照)のだが、それの動作が先月の中頃におかしくなった。コンピュータの電源を入れると、一旦電源が入るものの数秒後に落ちる、という症状に見舞われたのだ。メインのマシンに使っていた電源であったので、これは困るとなりとりあえず予備の安物電源に取り替えたのであるが、動作不良の「ENERMAX Platimax EPM500AWT」は購入価格で16000円くらいしたものなので、修理に出す方がよかろうと判断し、手続きに入った。なお、電源が原因であることを確かめるため、元々この電源が入っていたマシンでの電源入れ替え、及びこの電源を別の健全なシステムへインストールする検証も行っている。いずれの場合も手元のEPM500AWTが故障していることを示すものであった。

 調べてみると、ENERMAXは台湾のメーカーで、日本でサポートを行っているのは株式会社クーラージャイアントというところであった。私はドスパラで購入したときの納入書を破棄してしまっていたため、保証が受けられるか心配であったが、問い合わせたところ、購入したことが分かるメールやWEB上で見れる購入履歴などを印刷したもので代用可とのこと。まぁこの製品自体が発売から1年も経ってないからな(ENERMAXの保証期間は電源で3~5年)。製品のやり取りにかかる送料は行きが購入者持ち、帰りはサポート側持ちとのこと。株式会社クーラージャイアントは川口市にあるので、関西からだと片道1100円だったと思う。自分が行った検証もメールにしっかり書き、購入履歴を印刷したものとともに送った。

 戻って来たのは1週間後くらい。元のマシンに再インストールすると、ちゃんと動いた。修理後の製品と共に送られて来たRMAレポートを見ると、やはり起動試験でNGが出ていた。私は購入した製品をサポートに出す場合、それが本当に壊れていたのかと不安に思うことがよくあるのだが、こういうレポートで、この製品は確かに壊れてましたよ、ってのを確認できるとありがたい。もちろん修理後の検査項目についてもチェックリストがしっかり記されており、修理内容(今回はICの交換だったらしい)も書いてあるし、修理後に高負荷試験を1日7時間×3日間も行ってくれていたことが分かり今後の使用も安心だなぁと思った。

 PCパーツは買ってから壊れずに使い続けられるのが一番であるが、今回のようなしっかりしたサポートが受けられると確認できたというのは良かったと思う。

やるべき事をやる気力が無いときに観た映画

 少し前の金曜ロードショーで放送された、リメイク版の「ベスト・キッド」を観た。原題は”The Karate Kid”というらしい。この作品についてまず言いたいことは、

「主人公の少年が男か女か分からねぇ!」

 いや、ホント。開始30分以上、私は主人公のドレが男の子なのか女の子なのか悩みながら観ていた。男の子であると確信できたのは、ハンがドレの手当てをするシーン。さすがに上半身裸になればね、そりゃ女の子じゃあるまい。

 あとまぁ細かい批評を書いておくと、この作品は尺が長すぎるように思う。ドレとメイが一緒に遊ぶとことか、削ったらもっとすっきりしたと思う。あとは神秘的な水のくだりとかも要らないと思ったな。

 とはいえ、全体的には面白かった。

やるべき事をやる気力が無いときに読んだ本

 はやみねかおる著の「名探偵夢水清志郎の事件簿2 名探偵VS.学校の七不思議」を読んだ。少し前に購入はしていたのだが、放置していた本である。一言で感想を書くと……面白かった。ミステリー要素についてはほぼ完全に読んでる途中で解けた。じゃあ何が面白いかというと、やはりいつもの教授ボケに加え、子供たちの描写である。深夜アニメを見すぎていると小学生に対するイメージが現実と乖離していくが、やはり小学校教員をしていた作者だけあって、この作品を読んでると、「そうそう、小学生ってこんなんだよな」と思う描写がいくつもあった。「モナミは世界を終わらせる?」を読んだときは、もうこの作者はダメかと思ったが、まだ私の読みたい本を書いてくれそうで嬉しく思う。