「たそがれにまにあえば 赤井さしみ作品集」を読んで

布教用も含めとりあえず5冊買いました。

本体価格1,300円と安くはないですが、印刷や装丁が素晴らしく、電子版でない書籍が好きな人間にとっては、値段に見合う仕上がりとなっているように思います。

収録作の中で私が特に好きなのは、「へび」「きつね」「ケモミミモドキ」。女の子が最も良い表情をしているのは、「あつい」の1コマ目だと思っています。

各作品の短い解説を付け、作者のあとがきが無かったことは、個人的に良かったと思います。あとがきアレルギーというわけでは無いのですが、この本を冒頭から読み進めていった時に、「巻末にあとがきがあったらどうしよう」と一瞬思ってしまった自分がいます。作者や編集者の意図によるものか、あるいは単にページ数の都合かは分かりませんが、とにかくあとがきが無かったのは良かった。

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