自宅のメインコンピュータ (Ubuntu)は6,7年前からデュアルモニタであるが、動画を観るときには基本的に右側のディスプレイでフルスクリーン再生している。
そのため、これまではmplayerで-geometryオプションを用い、再生位置を指定していた。
例えば、FullHD (1920x1080px)の画面を2つ横に並べている場合であれば、
# mplayer -geometry +1920+0 -fs [file]
としてやると、右側のディスプレイでフルスクリーン再生が始まる。
単一の動画を再生する場合はこれで何も困らないのだが、1回のコマンドで複数の動画を連続再生しようとすると、最初の動画は右側で再生されるが、次の動画が左画面で再生されてしまう。
昔のアニメをながら観したいときなど、これでは困るので、もう一度mplayerのマニュアルを読みなおして次のように変更した。
# mplayer -screen 1 -fs [file] [file] [file] … [file]
こうしてやると、2本目以降の動画も問題なく右側で再生されるようになった。ただしこれらの設定は、ディスプレイドライバ等の環境に依存する可能性がある。
私はNVIDIAのプロプライエタリなドライバを使用しているので、アニメ動画(殆どがH264)を再生する際に使用するaliasは以下のようにしている。
alias animeplayer=’mplayer -screen 1 -fs -vo vdpau:hqscaling=1 -af scaletempo -vc ffh264vdpau -speed 1.8′
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