「ロッキー」シリーズの映画を6作、つまり全部観た。私としてはボクシングという格闘技を賞賛する気は無いし、血まみれになって戦ってる画とか正直引くんだが、ストーリーとしては色々面白い点があった。とりあえず、ポーリーのクソったれ具合、これ無しに「ロッキー」シリーズは語れない。「ロッキー」シリーズを観たこと無い人でもエイドリアンの名前は知っているかもしれないが、このロッキーの奥さん(2作目以降な)であるエイドリアンの兄がポーリーである。このポーリーの糞ったれ具合は、「ロッキー」から「ロッキー・ザ・ファイナル」までまんべんなく発揮されている。しかしまぁこの糞ったれなポーリーは、「ロッキー」シリーズのストーリーを成り立たせる上で欠かせない存在だ。
連続で6作観たわけだが、その中でどのエピソードが面白かったかというと、3話と5話だと思う。4話は最後の勝利にどうしても疑問が残る。6話も似たような感じ。
あと、私がスタローン主演の映画を字幕で観たのは初めてかもしれない(NHK BSプレミアムでは字幕オンリー)のだが、スタローンの声はめちゃくちゃ低くて、全然聞き取れねぇな、と思った。
そして、音楽。そう、音楽を忘れちゃいけない。ロッキーのテーマを知らない人は少ないと思うが、その他の歌も素晴らしい出来だった。というわけで早速レンタル屋で借りてきた「The Rocky Story」というCDアルバム。特に出来の良かった3, 4話のヒット曲が収められていて、私のようなニワカにはうってつけである。「Eye Of The Tiger」、「Burning Heart」、「Hearts On Fire」この辺りは鉄板と言える。ただ、「Living In America」はいかん。曲がダメな訳じゃないんだが、試合前にこの曲でノリノリな感じだったアポロが、その後の試合で死ぬからな。
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