富山旅行の話

富山での話を幾つか。

・ブラックラーメン
 店名は出さないが、元祖と謳っていて4店舗展開しているラーメン屋に行った。ブラックラーメンについては「髭男爵
山田ルイ53世のルネッサンスラジオ」でトークに挙がっていたので気になっており、食べに行ったこと自体は良かった。ただ、実際に食べたらあまりにも塩気が強く驚いた。正直、もう金を払って食べたいとは思わないレベルである。もし、中学生くらいの美少女が「愛情込めて作ったから食べてね♪(はーと)」って言って出してきたら、顔を引きつらせつつも「お、美味しいよ」って言えると思うが、そうじゃなければ感想の一言目は「これ、味見した?」で、二言目は「お前がスープを飲み干せるんなら、食ってもいいぞ」である。この店のスープを毎日飲み干していたら、まず間違いなく内蔵がやられるだろう。食べ始めてからライスを追加で注文したが、そのライスもこのラーメンの塩っぱさを緩和するには役不足である。よほどスープに水を足そうかと思ったが、流石にそれは失礼かと思いやめといた。多分、私が適正な味と感じるようにするためには、スープと同じだけの水を追加する必要があると予想する。

・ほたるいかミュージアム
 ホタルイカの生態から水産業としての歴史まで、展示で色々分かるミュージアムである。館内には記念撮影をしてくれるコーナーがあり、名刺サイズのカードに写真(これがカードサイズに対して非常に小さく、顔の判別が困難なレベル)を無料で印刷してくれるのだが。大判の写真は1000円である。このサービスの運営において私が「やるな」と思ったのは、この名刺サイズのカードをスタッフの方が渡してくれるとき、買うかどうか尋ねる前に既に大判の写真を刷っていた点である。ディスプレイで見せられて、「1000円かかりますけど印刷しますか?」って聞かれたら買う人はもっと少ないと思われる。

・アルコールストーブ
 アルミ缶で作った自作のアルコールストーブに、燃料用アルコールを入れて使った。今回のホタルイカツアーが初の実戦投入となったわけだが、意外と活躍した。普段、インスタントラーメンを茹でるのに使っているサイズの鍋に水をいれ、針金で作ったゴトクの上に置き、アルコールバーナーで熱したところ、ちゃんと沸騰させてホタルイカを茹でることができた。茹でた後の出汁を使ってそのまま正麺の醤油味を茹でたが、これまた絶品であった。隣では同行者がガスストーブを使っていたが、別段見劣りすることはなかった。

Post a Comment

Your email is never published nor shared.