SONY製のUBS 3.0対応USBメモリ、「USM16GU B」という製品を購入した。型番から分かるが、16GBのモデルである。上位のUSM-QシリーズやUSM-Tシリーズが公式サイトにて転送速度を120MB/sやら80MB/sやらと謳っているのに対し、今回買った「USM16GU B」も含まれるUSM-Uシリーズは速度について何も書いておらず、まぁ何というかそれだけでこのモデルの実力はうかがい知れるというものだ。
とりあえずWindows 7の環境でHPの小型ノート、Pavilion dm1(AMD E-1200)についているUSB 3.0ポートに挿し、CrystalDiskMark 3.0.2 x64にかけてみた。結果はテストサイズ100MBでSeq Readが67MB/s程度、Writeが14MB/sほど。一応、USB 2.0の規格限界は超えている。チップセットとの相性とか何かあるのかも知れないが、
ソニーUSB3.0対応USBメモリ USM16GUを担々麺で購入!?:堕電子ブログ:So-netブログ
で紹介されているベンチ結果よりは遅く出た。
んで、このUSBメモリを何に使おうかというと、この小型ノートPCでLinuxを使うときの起動ドライブにする。最初はこのノート内臓にしたSSD自体にLinuxを入れて使っていたのであるが、結局Windowsを入れといた方が便利、となり、たまに外出先でLinuxを使いたいときはUbuntuをインストールしたSSDに入れ替えて使っていた。ちなみに、デュアルブートは色々面倒なことが起こる可能性あり、とこれまでに学習しているのでやらない。とは言うものの、ノートPCの裏蓋を開けてSSDを交換するというのはこれまた面倒な作業で、なるべくならUSBから起動できた方がよい、それも外付けHDDのような大仰なものではなく、USBメモリサイズにであれば楽、ということで「USM16GU B」の購入に至ったわけだ。
まずはUbuntu 10.04 LTS 64bitをインストールしてみたが、インストール自体は正常に終了するものの、なぜかUSB経由で起動できない。仕方ないので、Ubuntu 12.04 LTS 64bitをインストールした。こちらは何の問題もなく起動できた。ただし、何も考えずディスクの構成をデフォルトのままインストールしたら、SWAP領域が8GBも確保されてしまったので近々再インストール予定。Ubuntuのディスクユーティリティーでベンチマークを取ると、最小読み込み速度が75.6MB/s、最大読み込み速度が86.2MB/s、平均読み込み速度が81.4MB/sと出た。色々ソフトをインストールした後なのであまり参考にならないかも知れないが、起動ドライブとしてUSBメモリを選んでから、ログイン画面が表示されるまでが約25秒、パスワード入力する時間含めても約40秒で起動する具合に仕上がった。まぁまぁ満足な使用感である。
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