九州旅行の話 その2(或は、大雨警報出てるんですが……)

九州旅行の話 その1(或は、福岡で佐賀銘菓を買う)」の続き

英彦山から天草までの行程は辛いものがあった。片道1車線の下道ではあまりに遅いと途中で高速道路に入ってみれば、途中で大雨により通行止め。下道に降りてからも2回程通行止めにより迂回を余儀なくされた。結局、英彦山から天草の富岡まで行くのに6時間ほどかかり、着いたのは真っ暗になってからだった。

明けて2日目。幸いなことに、天気は時折小雨が降る程度。これなら野外活動ができる。朝6時頃に起床し、海へ向かう。宿泊させてもらっている知人の家から徒歩2,3分で、干潮時には干潟となる浜に着く。早速キャストを開始。浅いのでフローティング系のプラグを投げるが、結局釣れず。フグの一種が果敢に追ってくるのは見えるが、それだけ。シーバスが2匹、海岸沿いを泳いでいるのも見えたが、釣れるはずもなく。

朝食後は知人に案内してもらった場所で、ゴキブリ採集。「ゴキブリがいる場所あるよ」という知人の言葉に対し、「どうせワモンとかクロが頻繁に出てくるだけだろ」と思っていたのだが、実際は大違い。サツマゴキブリが大量に採取できる場所であった。成虫こそ少ないものの、建物の壁際にあるブロックをひっくり返すと、結構な確率でサツマゴキブリが出てくる。もっとも、ワラジムシの方が圧倒的に数が多いのだが。結局、成虫ペアを含む15匹程をゲット。下宿での飼育に期待が高まる。ついでにその付近でモリチャバネも採取。

昼は干潮ということで、干潟へ。干潟を歩くのは久しぶりで、楽しい。よく分からない生物、あるいは生物の痕跡が沢山見られる。時折砂から管のようなものが出ていたり、なぜか砂の色が違ってそこだけ盛り上がっている箇所があったり。一緒に行った後輩が、イカの卵を見付けたりもした。この卵は中で既にイカの幼体が動いているのが見れた。多分アオリイカじゃないかな。イカの卵、しかも中で既に孵化しているというのは初めて見たので、興奮した。

続きはまた別の記事で。

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