捕食者

 先日の日曜洋画劇場でやってた「プレデター」を観た。中学生の頃に1度観たはずで、内容も基本的には記憶と相違なかった。シュワちゃん若いっ!とか、捕虜女性がペタペタで素晴らしいっ!とかはまぁどうでもいいのだが、この手の映画、つまりジャングルものを観ると、生物系の邪念がいろいろと沸き起こってきてアクションに集中できない。例えば、主人公はプレデターから視認されないため、体に泥を塗っている。この泥、どう考えても菌やら寄生虫やらをたんまり含んでいそうである。まぁこの状況なら仕方ないとは思うし、基地に戻ってから治療を受ければいい話だとは思う。しかしやはり、この泥の上を裸足で歩くことすら私には恐怖である。あとは腕の皮膚を出してジャングルの中を移動していることもそうだ。植物に付いていたり上部から降ってきたりする危険動物(昆虫、ヒルなど)も怖いが、そもそも植物密度の高い場所で皮膚を出していると、移動するときに葉や茎で皮膚の表面が切れると思うのだ。私も西表の縦断をした際は、長袖シャツを着てグローブをしていたにもかかわらず、わずかに覆われていなかった手首に切り傷が複数できたものだ。

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