GIMP 2.8の新機能に対する私の評価

GIMP – Release Notes for GIMP 2.8

のリリースノートと、実際にUbuntu 12.04 LTS環境で少しいじってみた感じから……

・Single-Window Mode
 私は大抵、デュアルモニタ環境です。

・Multi-Column Dock Windows
 ウィンドウの切り替えを行う際に、便利だと思う。サブモニタ側にいっぱいGIMPのウィンドウ(レイヤとかアンドゥとか、6つくらい)出していると、Compizのスケール(MacのExpose的なやつ)やスイッチャーを使った際にめんどいことになってた。

・Save And Export
 これは前から開発情報に記されているのを読んで、気になっていた。xcfで保存してから縮小してjpg書き出し、という作業を繰り返す私にはありがたい機能。

・Layer Groups
 私はレタッチャーではないので、レイヤーを数十枚も使ったりはしない。Inkscapeでは100枚くらい使うこともあるが、レイヤーグループは使わない。ただし、GIMP 2.8のレイヤーグループ機能の動作は滑らかで使い勝手はよさそうである。

・On-Canvas Text Editing
 これも前情報で知っていたが、絶対必要な機能だと思う。これがGIMP 2.6では無かったので、私は画像に文字を入れる際はInkscapeを使うようにしていた。

・Simple Math In Size Entries
 もしかすると、これが一番嬉しいというユーザーも多いのではなかろうか。私もそうである。アスペクト比や拡大率の計算をするために、電卓を使う必要がなくなる。えっ?暗算できない私がアホなだけ?

・For Tablet Users (Slider)
 要らない。私は%のやつは5%刻みくらいで数値入力する。なんかこのスライダーのデザインが気にくわない。要らないのに目立つ。

・その他
 ブラシ系はほとんど使わないので分からない。GEGLはLinuxでもOpenCLが使えるならパーツを揃えて試したい。

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