最終話を観て_2013夏 その1

・「宇宙戦艦ヤマト2199」
 最後に森雪が生き返ったのは納得できん。でもまぁ全体的に良い出来のアニメだったと思う。3Dグラフィックもしっかり作り込まれており、2D作画とよく調和していた。ストーリーはドメル将軍との戦いが面白かった。曲は途中のED主題歌、「Best of my Love」が秀逸だったと思う。後半のOP主題歌は最初聴いたときダメダメだと思ったが、何度か聴くとまぁまぁくらいに落ち着いた。

・「サーバント×サービス」
 展開に 見覚えがある 安心感

・「有頂天家族」
 この作品については、各話を最大で5回、少なくとも3回ずつは観ていた。それくらい素晴らしい。毎回毎回、登場人物の台詞が深い。しかも臭くない。感動して泣くとかは無いが、観るとしみじみする。邪道かも知れないが、アニメ後半を放送中に原作を買い、アニメの最終話を観てから読み始めた。あとED主題歌がとても良い。

・「ダンガンロンパ」
 最後までちゃんと観たが、これは糞アニメである。

・「Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ」
 10話で終わったのは潔かった。魔法少女ものとして正統だったと思う。主題歌も作品の雰囲気に合っていて、全体的にアニメとしての出来が良いと思った。

・「銀の匙 Silver Spoon」
 1話を観たときに予想したより楽しめた。PTA推薦的な面白さであるが、同時に勉強にもなった。鶏の首をはねるとことか、豚の屠殺とか、もっと血をしっかり見せる表現なら更に良かった。

・「神のみぞ知るセカイ 女神篇」
 1話を観て、を書いてないが、放送後期にまとめて観た。OP主題歌の荘厳さも素晴らしいし、出演声優の演技も良かった。ストーリーもなかなかに意外性があり、先の読めない面白さを味わえた。エルシィの「駆け魂こ~りゅう♪」が無かったのは残念だったが。

ImageMagickでxcfをjpgに変換すると

「EXIF情報が付加されない!」

環境:GIMP 2.6.10, ImageMagic 6.5.7-8

 私はデジタル一眼レフで写真を撮る場合、raw形式でメモリーカードに保存している。それをコンピュータに移した後は、UFRawで現像し、直接GIMPで開いてxcf形式で保存する。WEBで公開する写真は、このxcfをGIMPで開き、適当な解像度に縮小してからjpgファイルを書き出していた。この流れで生成されるjpgファイルには、カメラが画像ファイルに付加したEXIF情報がしっかり残っている。

 が、処理する写真の枚数が多くなってくると、なるべく作業を自動化したくなる。上記の作業工程のうち、もっとも煩わしく、かつ簡略化できそうな部分というのは、xcfからjpgを書き出す作業である。最近はArt Creatureに掲載するための画像を、1920x1080pxと960x540pxの2種類書き出す必要があるため、特に面倒であると感じていた。

 さて、xcfファイルからjpgファイルを生成するのはImageMagickを使えば簡単である。

# convert xxx.xcf xxx.jpg

とすれば良い。画像サイズやjpgの品質を指定したければ、

# convert xxx.xcf -geometry 1920x1080 -quality 90 xxx.jpg

とする。mogrifyを使えばフォルダ内のxcfファイルをまとめてjpgにすることも簡単にできる。これなら、複数のxcfファイルから複数種類の画像サイズでjpg画像を書き出す作業など、簡単なシェルスクリプトで実現できる。……のだが、冒頭で書いたようにImageMagickを使うとEXIF情報が消えてしまうのである。早い話、ImageMagickはxcfファイルが格納しているEXIF情報を読み取れないのだ(ImageMagickでEXIF情報付きjpgからjpgを書き出す場合はEXIF情報が消えない)。

 ではどうしようか。多くの人は、「とりあえずGIMPで画像を縮小せずにjpgを書き出して、それをまとめて縮小するスクリプト書けばぁ?」と思うだろう。それなら、GIMP上で画像を縮小する手間は省けるし、jpgからjpgへの変換ならImageMagickで行ってもEXIF情報は消えないので有効な解決策に思える。……が、私には許容できない。それはしたくない。最終的なjpgファイルを書き出す過程において、ロスが生じる工程は挿みたくないのだ。つまり、この方法ではGIMPからjpgファイルを書き出す段階で一旦jpg圧縮がかかり、更に目的のサイズでjpgを書き出す際にjpg圧縮がかかるのである。jpg圧縮は不可逆圧縮でたとえ品質100%で書き出そうとも、ロスレスではない。「どうせサイズ縮小するんだから」とか「お前の撮ってる写真の出来をどうにかする方が先だ」とか言われそうだが、これは生理的な問題なのである。

 と、ここまで読むと、ちょいとデジタル画像に詳しい人ならこう考えるかも知れない。「GIMPからtiff形式で書き出せばいいんじゃね?」と。tiffは可逆圧縮でフルカラーの画像を記録でき、しかもEXIF情報に対応している。そこからjpgに変換すれば、途中でロスの生じる工程を挿まずに済む。……だが残念なことに、誠に残念であるがGIMPはtiffにEXIF情報を付加できないのである。

 よって、今現在の結論としては、xcfから複数の画像サイズでEXIF情報ありのjpgを書き出す作業を自動化したければ、GIMP上で動くスクリプトを書くという方法が一つ。あるいはImageMagickで変換したEXIF情報なしのjpgに、raw形式のファイル等からEXIF情報をコピーして埋め込むという方法が考えられそうである。多分前者の方が手法として正しいだろうし、調べながらやればできそうではあるのだが、私はScript-Fuには馴染みがないので面倒である。

 なんかいい方法あったら教えて下さい。海外のサイトとかちゃんと探せばプラグインが既にあるのかも知れませんが。

更新情報

Art Creature」に奄美旅行(前編)の写真を掲載しました。

 多分後編の方がいい写真揃ってます。

クッカーを買う

 奄美大島に行く前に、PRIMUSのイージークック・ミニキットというクッカーを買った。840mlと485mlのポットがセットになったものである。これだと485mlのポットで水を量り、840mlの方でラーメンを茹でることができる。ただし、このポットは縦長なので、一般的な円盤状のインスタントラーメンをそのままポットに投入することはできない。このポットと相性が良いのは、棒状ラーメンである。実際に奄美旅行中に茹でてみたが、マルタイの「ごましょうゆ味棒ラーメン」は細麺だったので、非常に茹でやすかった。

 このイージークック・ミニキットは、ちょうど私が履いている長靴の内側に収まるサイズなのが気に入った。最近の私はザック+長靴を入れた手提げ袋というスタイルで調査地に赴くことが多く、荷物が多い場合には長靴の内側にも色々ものを詰めるときがある。

 またこのクッカーの内側には、アルミ缶で作ったアルコールストーブが2つ余裕で収まる。アルコールを入れるちょうどいいサイズの容器があれば、2回分の燃料と1個のストーブ本体を入れることすら可能だろう。

更新情報

 「Art Creature」にグアム旅行の写真を掲載しました。

 外来種ばかりなGuamの雰囲気を味わっていただけるかと思います。