「なんの骨ですか?」「(どう見ても)シカです」(冬の北海道実習回顧録 3)

 今日は北海道での実習中に撮影した写真の整理とレタッチを行いました。明日ぐらいにはArt Creatureの方で公開できると思います。

 そんなことはさておき、今日は下宿の方にゆうパックでエゾシカの骨が届きました!これが今回の実習で一番の収穫だったと言ってもいい代物です。角付きの頭蓋骨で、歯もある程度残っているかなり綺麗な状態です。ただまぁ鼻の部分が一部欠けたりしているので完品というわけではないです。

 この骨は実習中に発見されたもので、持って帰ってもいいとのことだったのでありがたく貰うことにしたのですが、これを京都に送るまでが大変でした。まず時間の都合で一旦釧路までは電車でこの骨を運ばなければならず、さらに釧路の郵便局では骨が入るだけの箱が無いと言われたために急遽持っていたタオルや貰った新聞紙などで包み発送しました。あと普通に街中を歩くときもシカの骨を抱えていたらかなり不審な目で見られましたしたよ、ってそりゃそうか。ちなみに送料は2300円でした。海を渡った北海道だしまぁこんなもんでしょう。それから気になったのは、郵便局員さんに「ええっと、何の骨ですか?」と尋ねられたことですかね。最初私は伝票に「頭骨」と買いて出したのですが、何の生き物の頭骨なのか書き加える必要があったらしく、前述のように尋ねられたわけです。しかしですね、どう見たってこりゃシカで間違いないでしょ、長さ60cmくらいの立派な角が付いてるんですから。

 そんなこんなで郵送するまでに苦労したシカの骨ですが、今日の午後に無事届いて受けとることができました。特に輸送の段階で欠損が生じたということもなさそうです。こんな面倒な荷物もちゃんと送ってくれて郵便局には感謝です。

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