昨日、買い物中の話です。行きつけのスーパーは1/6に初売りとのことで、仕方なく1ヶ月に1回は行くかなぁ〜程度に使っている大型スーパーへ行ってきたのですが、下宿の冷蔵庫は空と言うわけでもなく、食材でぎっしりつまっているというわけでもなく、特定の野菜が妙にたくさんあるなぁ、という状況だったので、今現在手元に無い野菜やら肉やらを買うつもりで行きました。しかし売り場を歩いてみると、普段利用しているスーパーと比べやはり値段が少々お高い…。これなら明日、普段行っている方で買うか…。と思ってとりあえずその日の夕飯に使いたかった納豆1パックとモヤシ1袋だけカゴに入れてレジへ向かおうとしたその時、前方に知り合いを発見してしまいました。
「やばいっ、買い物かごに納豆とモヤシしか入っていないのを見られてしまう!」
ただ、この相手が自分と同じ学生なら別に良かったのです。
「お前、納豆とモヤシって侘しいなぁ(笑)」
と言われても、こっちも笑って応じられますし、ある程度親しい知り合いなら私の経済状態や調理技術も知っているはずです。いや、自分で言うのもなんですけど、低くはありませんよ。しかしですね、相手がしょっちゅう会うけどあまり深い話をしたことはないという間柄で、しかも自分よりずっと年上の大人だった場合、これは上手く切り抜ける自信がありません…。いやだって、普通に心配されてしまいますから。
「納豆とモヤシだけなんて、この子は一体どういう食生活をしているのだろうか」
と思われるに決まっています。いや、その場では言わないでしょうが、ちらっと見た私の買い物かごから得られる感想はそれしかありません。
そう感じた私は常日頃から鍛えている(嘘)軽い身のこなしですぐさま陳列棚の陰に退避。なんなくその知り合いをやり過ごしほっと一息ついたあと、用心のため紙パックのグレープジュースを1本買い物かごに入れてレジに向かいましたとさ。
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