思ったより合ってた

 27年度秋季の応用情報技術者試験(AP)を受けてきた。半年前のFEで、午前・午後とも正答率85%以上だったにも関わらずマークシートの記入ミスで落ちたあの忌まわしい過去を払拭すべく、気合を入れて臨むつもりであったのだが、実際は大学のセミナー発表の準備と日程がかぶり、過去問を午前3回分、午後1回分解いただけで受験日が来てしまった。

 試験会場であった京都産業大学には初めて入ったが、坂が凄かった。私は試験開始ギリギリのバスで着いたので小走りで登るハメになり、午前の試験前から若干疲れてしまったが、時間にはなんとか間に合った。

 午前試験は、私が解いた3回分の過去問と同じ問題が2,3問しかなく、最後3回目に解いた過去問で7割強の正答率だったときと比べ大分感触が悪かったので、まさかの午前試験落ちもありうるかと心配になった。ただし時間には余裕があった。

 一方、午後試験の感触は悪くなく、選択問題は2(経営戦略),5(ネットワーク),10(サービスマネジメント),11(システム監査)という軟弱な組み合わせ (「ネットワーク」はまだ硬派だと思うが、「プログラミング」「データベース」「組込みシステム開発」を外したのは軟弱だからに他ならない)ではあったものの、完全に勘で書いた答えは1つだけ、とそれなりに自信を持てる具合だった (これで落ちていたらかなり恥ずかしいが)。

 帰宅してから夜にIPAのサイトを確認すると、マーク式の午前試験については解答が掲載されていたので、答え合わせをしてみた。その結果、自己採点では65/80 (81.25点)と合格基準点は上回っていた。自信の無かった問題についても、明らかに間違った選択肢の排除などで大分絞り込めていたようだ。1問だけ、明らかに問題文を読み間違えて不正解になっていた問題があったので、それは残念だった。

 なお、記述式の午後問題については、IPA 独立行政法人 情報処理推進機構:新着:平成27年度春期試験 合格発表スケジュールによると、解答例の発表は「12/11(金)正午予定」とのことで、これは合格発表日である「12/18(金)正午予定」の一週間前と、大分先になるようだ。ただし、民間業者が明日の午後に解答速報を出すらしい (情報処理技術者試験 解答速報 <資格の大原>)。これがどの程度信頼できるのか分からないが、チェックしようとは思う。

 ちなみに、<資格の大原>では応用情報技術者の学習コースを78,000円で受講させているようである。私に言わせれば、ネットで無料公開されている過去問を解く→間違えたところをネットで調べてワープロソフトでまとめる、の繰り返しで合格圏内に辿り着けない人間は、資格を取ったところで使い物にならないと思うのだが。

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