音楽配信の先進性

 音楽の電子配信の開始後しばらくは、iTuens等で曲を配信するアーティストやレコード会社は先進的であると評価されていた。それが今では当たり前になり、今度は音楽をハイレゾで配信するのが先進的という感じになっている。私もiTuensの音楽配信には関心させられたし、最近はe-onkyoでハイレゾ版が手に入る作品はCDを買わずにダウンロード購入するようになっている。

 しかしそれよりさらに進んだアーティストもいる。その一人が以前にも「Josh Woodwardが凄い | Mizukama Blog」という記事で紹介した、Josh Woodwardである。彼はシンガーソングライターで、200曲程度の作品をCCライセンスの元で配布しており (MP3形式)、要するに無料で全てダウンロードして何の制限も無く聴くすることができる。またその全てのコレクションのFlac版をたったの$40でダウンロードできるようにしている。

 先日そのFlac版を入手すべく、私はPayPal経由で$40を支払った。アレンジ版を含めずとも、彼のコレクションはCDアルバム20枚分くらいあるので、単純に計算しても$40というのは、レンタルCDショップで借りてくるのと同じほど安い。iTuensや他の音楽配信サイトでは、CDを買うより安く曲を手に入れられる場合もあるが、普通はレンタルCDショップで借りて来てコピーするのが断然安い。つまりJosh Woodwardが$40で曲のFlac版を提供しているのは、凄いことである。

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