これぞ正しくカツオのタタキなり

 先日、学会参加のため高知県に行ってきた。私はこれまで淡路島には渡ったことがあるが、四国に足を踏み入れたことは無かったはずで、おそらく初の四国上陸である。

 今回はあまり懐具合に余裕が無かったため、現地の食を堪能するという予定は無かったのであるが、学会の懇親会でカツオのタタキを食べることができた。それがまぁ美味いのなんの。20年も生きていればカツオのタタキという料理を食べる機会はそれなりにあったし、それこそ大学に入ってからの一人暮らしでも、何度かスーパーでパックに入ったものを買って食べていた。しかし、懇親会で食べたカツオのタタキを食べて、私は衝撃を受けた。

 「私が過去に食っていたのは、カツオのタタキではなかったのかも知れない!」

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