Creative D80を買ってみた

 安い(購入時にAmazonで2700円くらい)が割とまともなBluetooth ワイヤレススピーカーである。用途は、大学の実験室で音楽やラジオ(Radiko)を流すこと。実験室は換気扇が常に回っているし、作業をしながら音楽を聴くだけなので、音質とかそれほど求めちゃいない。

 Macbook (2008 early)とiPod touch (5th iOS 6.1.3)で使用してみたが、特に問題なく使える (共に内臓のBT使用)。当たり前だが……。電源が内蔵されており、電源ケーブルも一般的な眼鏡型(?)なので、替えがききそうで良い。以前使っていたELECOMのちゃちい有線スピーカーは、ACアダプタから出た電源ケーブルをスピーカーに差し込む部分がいかれてダメになった。スピーカーと再生機の間のケーブルに蹴躓いて無理な衝撃を加えたのがその原因だが。というわけで、電源内蔵+無線のスピーカーなら死角無し、と考えBluetooth経由での再生に対応したD80を購入したのである。

 音質について書いておくと、実験室より多少静かな下宿で最初に聴いたときは、こもった音だなと思った。スピーカー小さいし、Bluetoothだし(AACとかapt-Xには非対応)、スピーカー側で調整できるわけでもないし、とまぁ音質的な利点はあまり無い。実験室で使い始めてからは、大音量時の荒っぽさが気になった。もちろん、再生側の音量は最大にしてあるのだが、どうもスピーカー側の音量をあげていくと、残念な感じになってくる。おそらくD80の設計者が想定している使用スタイルより、多少広い空間で、しかも環境音も多少大きいところで使用していることになるので、仕方ないと言えば仕方ない。値段の割には良い製品だと思う。あとは耐久性だが、これは使い続けないと分からない。

 ちなみに、外観は値段以上にしっかりしていて安っぽいとは思わなかった。

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