さよなら、Time Capsule

 私の下宿で5年近く稼働していたTime Capsule (2008年5月購入、第一世代)がとうとう逝ってしまった。ふと気づくとTime Capsule以下に設置してあったクライアントマシンのネットワークが切断されており、無線LANも繋がっていない。Time Capsuleを見てみると、フロントのLEDが消灯している。電源ケーブルを抜き差ししても、うんともすんとも言わない。ケーブルを替えてみてもダメ。……という最期であった。

 このTime Capsuleは、スイッチングハブ、無線LANアクセスポイント、及びMacbookのバックアップ先、の役割を担わせていたのであるが、購入初期に例の熱暴走問題でバックアップ速度が遅くなったり、初期内臓のHDDが壊れて入れ替えたり、とまぁ結構色々ありながらもこの5年間、使ってきた。私としては、コンセプトやデザインを非常に高く評価しており、5年という使用期間を考えれば、(途中で交換したHDD代を含めても)値段以上の働きをしたのではないかと思うが、次に新品でまたTime Capsuleを買うかと言われると、本体価格があまりに高いので、手が出せないという感じではある。スイッチングハブ自体は使ってないものがあったし、無線LANアクセスポイントは2000円くらいで購入できる。Time Machineのバックアップ先は、ネット越しにこだわらなければUSB接続のHDDケースに入れて使えばいい。となると、2TBモデルで26400円 (Apple Store価格)のTime Capsuleに手を出すのは躊躇われるのだ。

 というわけで、現状の「使える無線LANルーターが無い」という問題を解決すべく、バッファローのWHR-300を注文した。安っぽいが、本当に安いので気軽に買える。

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