おいおい、マジかよ

問 次の不等式を説明せよ

劇場鑑賞 + 前売特典クリアファイル < 1500円 < 劇場鑑賞 + 前売特典クリアファイル + 特典文庫本

答 特典の文庫が無いんじゃ、禁書目録を映画館まで観に行くわけないだろ、バーカ!

本日、公開3日目にして、京都駅付近にあるT・ジョイ京都へ、劇場版「とある魔術の禁書目録-エンデュミオンの奇蹟-」を観に行った。ところがなんと、着いてみると来場者特典の劇場文庫の配布が終了していたのであるっ!これは、禁書目録の記憶している魔導書の数にちなんで、10万3000冊の文庫本を来場者に配布するという特典であった。私は、禁書目録シリーズの原作をほぼ全て新品で購入し揃えているため、この限定版劇場文庫も手に入れるべく、今回映画館に足を運んだのである。が、結局手に入らなかったわけだ。

そもそも、私はアニメ作品の映画化をあまり好ましくは思っていない。一度、「魔法少女リリカルなのは THE MOVIE FIRST」で公開日初日の混雑具合(結局その日観れなかった)に圧倒されて以来、それほど積極的には映画館に足を運ばないようにしていた。実際、「なのは」の2作目を観に行っていない(ただしBDを購入予約してある)くらいだ。にもかかわらず、TVシリーズさえ放送後しばらく観ずに放置していた禁書目録の映画を、文庫本を貰うために金を払って行ってみれば、このザマである。ますますアニメ映画は観に行きたくなくなった。

だったら、公開初日に観に行けよ、と思うだろう。私もそう思う。だが、まさか公開3日目の昼で無くなっているとは思わなかった(後から調べたところ、既に昨日24日の時点でT・ジョイ京都では配布が終了していた)。私は混雑した中でアニメを鑑賞するのが嫌なので、映画館へ観に行く場合でも、空いている平日の昼間や、公開からしばらく経った後のレイトショーなどで観るようにしている。ところが今回は、いくら作品中の設定にちなんでいるとは言え、映画館によっては2日目で在庫が切れているのである。これは早過ぎる。

というか、映画のチケットを売るシステム自体にも、私のような客からすると不満があるなと感じた。もし、チケットを購入する時点で特典の配布が終了していることが分かれば、そこで買うのを止めればいいわけで、わざわざ劇場まで行ったという手間以外に損した気分になることは無いのである。それが、特典が手に入るもんだと期待して前売りチケットを購入しに行き、席の予約をしに行き、そして実際に映画を観に行ってみたら、あれま特典が終了しているよ、では悲しすぎる。

あー、久々にイライラした。まぁ私が感じたストレスなんて、今日帰りに大学付近ですれ違った受験生たち、そうそう丁度、今日明日くらいが国公立大学の前期試験なんだよ。つまり、現役受験生達は試験前日か前々日に映画を観に行くという暴挙にでない限り、特典文庫を自分で手に入れるなんてことはできなかったわけだ。おいおい角川もう少し考えろよ。……って話がずれたが、その受験生達に比べれば大したことじゃないんだけどね。では最後に各方面へ向けて言いたいことを……

T・ジョイ京都へ、「もっと特典確保しとけっ!」

角川へ、「設定にこだわらず予想される来場者数と配布数を調整しろっ! あと、限定と言わずに今回の文庫を一般で販売して、お願い……」

禁書目録へ、「おまえ、飯ばっか食ってないで、もう少し魔導書を暗記しとけ。おまえが20万冊くらい覚えてればこんなことには……」

映画の感想は次の記事で書く。

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